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近頃気になる「シードル」ってどんなお酒? 詳しい方に聞いてきました。

シードルの写真

クラフトビールのブームに続いて人気が高まっている、りんごの発泡酒「シードル」。シードル発売60周年を迎えるニッカやハードシードルが人気を集めるキリンなど大手をはじめ、リンゴの産地を中心に小さな醸造所も増え、国内のシードル市場も盛り上がっているとか。そこで「シードル」の魅力を知るべく、「日本シードルマスター協会」の小野さんにお話をうかがいました。

今回、シードルについて教えてくださったのは、シードルの認知度100%をめざす「日本シードルマスター協会」の小野司さん。世界のシードルを体験できるテイスティングイベント「東京シードルコレクション」を7月30日(日)に開催。詳しくはこちら

「シードル」ってどんなお酒?

「シードル」とは、りんごで造ったスパークリングワインのことです。「シードル」というのはフランスでの名称で、イギリスやニュージーランドでは「サイダー」、スペインでは「シドラ」、アメリカでは「ハードサイダー」と呼ばれ、それぞれ個性が違うんですよ。大きく分けると、りんごの果実味を味わいながらワインのように味わうヨーロッパタイプ、ビールのようにゴクゴク飲めるイングリッシュタイプの2種類があります。ちなみにシードルはスパークリングワインですが、イギリスにはスティルサイダーという炭酸のないものがあったり、スペインのシドラは炭酸なしか超微炭酸だったりと、発泡度合いにも幅があります。

 

日本でも、青森や長野といったりんごの産地で地元のりんごを使ったシードルを作るワイナリーやシードル醸造所が増え、盛り上がってきています。日本産のシードルは、ふじや紅玉といった糖度の高い食用りんごを使うことが多いのが特徴。繊細ですっきりした味わいになります。

 

シードルは甘いお酒だと思っている方も多いと思うのですが、甘口から辛口まであります。アルコール度数は2~8%くらい。グルテンフリーですし、りんごを原料としているので、ポリフェノールやカリウム、リンゴ酸やクエン酸などが含まれ、健康や美容効果も期待できます。

 

どんな料理が合う?

シードルを扱っている新宿三丁目のAfter Tastさんのメニューから、小野さんにシードルに合う料理をセレクト&解説をしていただきました。「シードル」で家飲みするときの参考にどうぞ!

野菜スティック

シードルは元がりんごですから、野菜ともよく合います。苦みや癖のある野菜もケンカせず、素材の味わいを生かしてくれます。

 

魚介のカルパッチョ

ワインですと生魚は合わせづらいと聞きますが、シードルはどんなものを選んでも合わないということはないですね。エビ、イカ、カキといった甲殻類も美味しいです。

 

キッシュ

仏ブルターニュ地方の伝統料理であるそば粉のクレープ、ガレットとのマッチングに代表されるように、シードルは“粉もの”と相性がいいんです。キッシュやパンはもちろん、意外なところでは、おやきやたこ焼きなんかともよく合いますよ。

 

豚肉料理

豚肉との相性はテッパンと言っていいでしょう。写真の料理のようにローストしたものやポトフのような煮込み料理など、どんな調理方法でもOK。お肉ならビーフよりポークがおすすめです。

 

 

基本的にはどんな料理にも合う懐の深さが魅力のひとつでもあります。風味がおとなしめなので、どんな料理と合わせてもケンカしないんですね。とは言っても国やりんごの種類で味わいが違うので、シードルと料理のマリアージュを見つけるのも楽しいですよ。ぜひシードルで家飲みをしてみてください。

 

※記事の内容は2017年6月15日時点の情報です。

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