映画監督フランシス・コッポラのワイナリーがつくった缶ワイン! ダイヤモンド・コレクションを飲んでみた。
「ゴッドファーザー」シリーズなどで知られる映画界の巨匠、フランシス・コッポラ監督のワイナリーがつくる缶ワインをご紹介。高品質なカリフォルニアワインが手軽に楽しめる缶ワインの味わいとは。
映画監督フランシス・コッポラのワイナリー
ご紹介するのは「フランシス・コッポラ ダイヤモンド・コレクション」の缶ワイン。名前を見てピンとくる方も多いと思いますが、お察しのとおり「ゴッドファーザー」などの映画監督として有名な映画界の巨匠、フランシス・フォード・コッポラ監督に関連するワインです。
フランシス・フォード・コッポラのワイナリーは1975年にナパヴァレーで最も古いワイナリー、イングルヌックの畑の一部を購入したのが始まりで、その後2006年にソノマ・カウンティに新しくワイナリーを購入。ここをリノベーションし2010年に完成したのが今日の「フランシス・コッポラ・ワイナリー」です。
映画監督のワイナリーなんて聞くと、ご存じない方からすると片手間でやっている色物っぽい印象を受けるかもしれませんが、実際のところはカリフォルニアを代表するプレミアムワイナリーの地位を確立し、世界的にも高く評価されています。
そんなワイナリーのワインということなので、エントリーモデルでもお値段は3,000円近くと格が違います。さすがに気軽に手に取れるワインというわけにはいかないですよね。で、おすすめしたいのがこちらの缶ワイン。1,000円でおつりがくるという価格で、カリフォルニアを代表するプレミアムワイナリーのワインが楽しめてしまうというもの。いいワインを気軽に少しだけ楽しみたい、という要望にぴったりというわけです。
そんなわけで気になるのはやっぱりその味わい。早速試飲タイムにいきたいと思います。
フランシス・コッポラ ダイアモンド・コレクションを飲んでみた
まずはシャルドネからです。
木樽は使用していないとのことなので、カリフォルニアのシャルドネらしいバニラの香りはありませんが、リッチな果実味はこれぞカリフォルニアといった印象です。
個人的には白身魚を焼いたり揚げたりしたものとの相性が良いように思います。カリフォルニアのシャルドネは樽香が強めにつけられている傾向が強く、合わせる食事を選んでしまう印象があるのですが、こちらは樽香がないので幅広い料理と合わせて楽しめそうです。
お次はピノ・ノワールです。
バルサミコやトマトソースなど少し酸味のある料理との相性が良いように思います。あとスパイスとの相性もよさそう。個人的にはバターチキンカレーに合わせたいです。飲むシーンを選ばない万能な赤ワインだと思います。
また、容量が250mlの缶ということで見た目的は少ないようにも感じますが、実際グラスに注いでみるとしっかり2杯分くらいありますので充分なサイズ感。3本でフルボトル1本分になるわけですが、お値段は中身の違いは若干あれどフルボトル1本分より少しお得。普通は小容量になると割高になるというのが定説ですが、容器がアルミ缶ということで輸送コストが下がるため価格が抑えられるという理由もあるようです。
1,000円でおつりがくるお値段で、このクラスのワインが楽しめるのは嬉しい限り。ちょっと贅沢な家飲みのおともに最適です。有名な映画監督がつくったワインということで話のネタにもなりやすいかと思いますので、ぜひ一度ご賞味ください。
フランシス・コッポラ ダイアモンド・コレクション シャルドネ【商品概要】
- 生産地:アメリカ
- 原料品種:シャルドネ100%
- アルコール度数:14.1%
- 容量 / 容器:250ml / 缶
- 輸入元:ワインインスタイル
- 参考小売価格:750円(税抜)
フランシス・コッポラ ダイアモンド・コレクション ピノ・ノワール【商品概要】
- 生産地:アメリカ
- 原料品種:ピノ・ノワール100%
- アルコール度数:13.5%
- 容量 / 容器:250ml / 缶
- 輸入元:ワインインスタイル
- 参考小売価格:750円(税抜)
※記事の情報は2021年5月24日時点のものです。
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