美味しさの秘密はフランス産の発酵バター!? 人気上昇中『ファミマスイーツ フランス産発酵バターシリーズ』について話を聞いてきました。
午後のティータイムや小腹が減ったとき、何だか疲れたな・・・でちょっぴり甘いものが欲しいとき、コンビニの焼き菓子に手を伸ばす人も多いのでは。そんな人にぜひおすすめしたいのが、発酵バターを使っていて美味しい!と今静かに人気を集めている『ファミマスイーツ フランス産発酵バターシリーズ』。人気の秘密にせまるべく、商品開発部の藤原さんにお話をうかがってきました。
乳酸菌で発酵させたバター
発酵バターというのはバターを作る行程で、生クリームを一次加工し、バターに近い状態にして、そこに乳酸菌を加えて発酵させたバターのことです。発酵工程が入ることでお菓子を焼き上げた時に、風味として強く残るのが発酵した香りなんですね。これが焼き菓子の味わいに深みを与えて、風味を豊かにするんです。ヨーロッパで流通しているバターの約9割が発酵バターで、向こうで作られているお菓子も基本的には発酵バターが使われています。
-袋を開けたとき、普通の焼き菓子にはない香りですよね。
そうなんです!そこも開発のこだわりポイントです。袋を開けた時に、ふわっとバターの芳醇な香りがすると思いますので、多くの方に普通の焼き菓子との違いを感じて楽しんでいただければ嬉しいです。
-フランス産の発酵バターと聞きましたが、どこで作られたものなのですか?
ミネラルウォーターのボルヴィックでもおなじみ、フランスのオーベルニュ地方と近郊一帯で集められた牛乳が原料です。とても自然が豊かなところで、ボルヴィックの水で育った牧草でのびのびと育った牛のミルクなんですよ。
風味を最大限に生かしたフィナンシェ
まずフィナンシェに限らず焼き菓子の特徴として、焼き上げた時、外側(表面)はさくっとして中はしっとりしているのですが、時間がたつと“水分移動”というのがあって、水分の多いところから少ないところに移動してしまうんですね。外側のさくっとした生地も、時間がたつとしっとりするのはそのせいなんです。今回はバターの風味を生かすことをしながら、外側のさっくり感と中のしっとり感を両立させることが目標でした。細かい調整をいれると50回以上は試作を重ねました。
-すごい回数ですね!それは普通なのですか?
いえ(笑)。すごく多いです!それだけ納得のいくものが作りたかったので。フィナンシェの通常の製法であれば粉類に卵白を入れて、練ってから最後に溶かしバターを入れて仕上げますが、バターシリーズのフィナンシェは粉に溶かしバターをいれてから、卵白を加えています。粉を油分でコーティングすることで外側のさっくりした食感を残しました。さらに焼き立てのフィナンシェにメープルシロップをしみ込ませています。これも通常やらない行程で、すべて手作業でやっています。バターとメープルの相性をいかして、より風味をアップさせました。
ありがとうございます。風味をより生かすのと他にはない味の独自性というのも追及しましたし、さっくりとしっとりを両立させる生地の厚み、もとの焼き型も試行錯誤でイチから作りました。
フランス産発酵バターを贅沢に使用、常温で美味しく。
はい。フィナンシェは発酵バター13%ほどの含有量ですがこれは普通のバターを使ったものに比べると約2倍以上あります。ガレットも34%とたっぷり使っています。発酵バターの風味を存分に味わっていただけるベストバランスです。
-冷やす、もしくは温めるなど、おすすめの食べ方はありますか?
焼き菓子シリーズは常温で一番美味しく食べられるように考えて作っていますので、そのままがおすすめです。まずはそのまま召し上がっていただいて、その後お好みで冷やしたり温めたりは自由にお試しください。
はい。焼き菓子『ファミマスイーツ フランス産発酵バターシリーズ』は“ちょっとしたご褒美”的なイメージでも作っていて、実際ガレットなどは口にいれた瞬間にほろほろと崩れるような食感と、発酵バターのどっしりとした風味、その厚みとでかなりリッチな味わいを感じていただけると思います。美味しいお茶と合わせてゆっくり楽しんでいただけると嬉しいです。
『ファミマスイーツ フランス産発酵バターシリーズ』
■バターフィナンシェ 150円(税込)
バターの風味とコクが感じられる、しっとりとした食感のフィナンシェです。
■バターガレット 218円(税込)
サクサク・ホロホロとした食感が楽しめるバターの風味豊かなガレットです。
■バターバウムクーヘン 168円(税込)
バターの風味とコクが感じられる、口どけの良いバウムクーヘンです。
■ラングドシャロールクッキー 200円(税込)
さっくりとした食感が楽しめるバターの風味豊かなロールクッキーです。
いかがでしたか。原材料から製法までこだわりが詰まった焼き菓子は、ちょっとした手土産にも喜ばれそうです。他のスイーツとの違いを感じていただきたいので、ぜひ一度食べてみてください!(イエノミスタイル編集部I)
※記事の情報は2017年12月26日時点のものです。
- 1現在のページ