マウントレーニア25年目の集大成「マイスターズラテ」新発売。その開発ストーリーを聞いてきました!

お店や家では絶対に味わえない特別なラテとは!? 開発者にしか語れないエピソードをたっぷりお届けします。

メインビジュアル:マウントレーニア25年目の集大成「マイスターズラテ」新発売。その開発ストーリーを聞いてきました!
このお二人にお話を聞きました!


柳迫さやかさん
森永乳業株式会社 営業本部 マーケティング統括部 マーケティング開発部 飲料マーケティンググループ
マウントレーニアではブランドマネージャーとしてご活躍。ブランド担当になってから、コーヒーの奥深い世界にどっぷりつかった毎日を送っているとか。

片岡由依さん
森永乳業株式会社 営業本部 マーケティング統括部 マーケティング開発部 飲料マーケティンググループ
マウントレーニアの商品開発を担当。試飲に次ぐ試飲に追われる日々の中、一息つきたいときに選ぶのは軽い飲み心地の「ノンシュガータイプ」だそう。
 

25年目の集大成として新発売される「マイスターズラテ」

1993年、日本ではまだ「カフェラテ」という飲み物自体にあまりなじみがなかったころ。そんな時代にチルドカップコーヒー飲料のパイオニアとして誕生したのが、今ではすっかりおなじみの森永乳業「マウントレーニア」です。
ブランド誕生から25年目となる今年、その集大成として「マイスターズラテ」が期間限定で新発売。その開発に携わった方に、新商品誕生までのストーリーや、知っているようで知らないマウントレーニアブランドのアレコレを色々と教えていただきました。

 

25年分の技術を凝縮して、カフェラテ好きの期待に応えたい。

イエノミスタイル編集部(イエ編) まず、どういった経緯で「マイスターズラテ」の開発がスタートしたのですか?

柳迫 マウントレーニアは今年ブランド誕生25年目を迎えるんですが、そのメモリアルもあってこの25年で培ってきた技術を結集させて、「こんなラテもあるんだ!」っていう驚きを与えられるようなものを提供したい、という思いが開発のベースにあります。本当にカフェラテを愛する方のために、すごくおいしいと思ってもらえるカフェラテを作りたかったんです。

イエ編 具体的にはどういったところに工夫があるのですか?

柳迫 まずはミルクなんですが、マウントレーニア史上最も濃いミルクを使っています。

イエ編 スーパーで普通に売っているような牛乳よりも濃厚なのですか?

片岡 はい、格段に濃いですね。カフェラテってミルクとエスプレッソを混ぜて作るので、普通に作るとエスプレッソの水分でミルクがどうしても薄まりますよね? けれどこの「マイスターズラテ」に使われているのは、大型の工場で特別に調整した専用の濃いミルクなので、エスプレッソと混ぜた完成品の状態でも一般の牛乳よりも濃いです。

柳迫 イメージとしては、密度がぎゅっと詰まっているという感じでしょうか。大型の工場だから実現できた特別なミルクです。なので、お店やお家で普通にミルクとエスプレッソを混ぜただけでは絶対作れないラテではありますね。
 

ブランドマネージャーをお務めの柳迫さん

イエ編 なるほどー。となると、エスプレッソのほうもそれに負けないくらいの存在感が必要ということですか?

柳迫 そうなんです。コーヒーとミルクのバランスは、今回結構悩んだところですね。カフェラテってこのバランスが重要なので。エスプレッソのほうは今回リストレットという製法を使っていて、コーヒー豆の量は変えずに通常の半分の量の水で抽出しているんです。言い換えれば、一定量を抽出するのに2倍のコーヒー豆を使っていることになります。

片岡 コーヒーを抽出するときって、最初は豆の美味しい部分が引き出されるんですが、その後に雑味とかもどんどん抽出されていくんですね。でも、今回使っているエスプレッソは抽出段階で半分の水しか通さずに、最初の良いところだけ抽出しているというイメージです。
 

商品開発をご担当の片岡さん

イエ編 ミルクにもエスプレッソにもそのこだわりって、かなり贅沢ですね。

柳迫 そうですね(笑)。そういった面でも今回は思い切ったチャレンジではありましたが、その分、カフェラテを愛するお客様の期待に応えたいという思いがありました。

完成までに約1年。特別なラテがもたらす、特別な癒しのひととき。

イエ編 パッケージも、こだわりが感じられるデザインですね。

片岡 このデザインも完成までに紆余曲折がありまして(笑)。「25年目の集大成」を表現するためにレーニア山の写真をどーんと載せてみたりだとか。30種類くらい案がある中で、どれが一番ふさわしいかをひとつひとつ検証して決めました。最終的には金メダルのようなイメージで「最高の味わい」を表現しました。
 

柳迫 ネーミングもかなり悩みましたよね。中身の特徴をストレートに伝えたほうが良いんじゃないかという案もあったんですが、「これまでに培った技術の結集です」って伝えたいときに、やはり手仕事感というか「人がこだわって作っている」ことをきちんと訴求したいなと。それで最終的に「マイスターズ」という言葉を使うことになったんです。

イエ編 中身ができたから終わり! ではないんですね。完成までにどれくらいの期間が必要だったのですか?

片岡 企画から考えると約1年ですね。本当にギリギリまでこだわったので。

イエ編 ようやく完成品ができたとき、はじめて飲んだ印象はいかがでしたか?

柳迫 まずはやはり厚みが印象的でした。ワインでいうところのボディ感ですね。水分の中にいろんな要素がギュッと凝縮されていて、のどごしがあると言いますか。ああ、飲み応えのあるラテができた! という感じです。これならコーヒーにこだわりを持たれている方にも、自信をもってお届けできると思いました。
 

イエ編 どういったシーンで飲んでいただきたいですか?

柳迫 ちょっと贅沢感を味わいたいときでしょうか。例えば仕事で何かを達成して、自分への小さなご褒美として飲むとか、そんな少しだけ特別な時にゆっくり味わっていただけると嬉しいですよね。

イエ編 企画のプレゼンがうまくいったご褒美にとか?

柳迫 そうです、そうです。ちょっと自分を褒めてあげたくなるようなシーンですね。

片岡 「マイスターズラテ」はじっくり味わいながら飲んでいただくことを想定しているので、定番ラインの商品よりも一緒にいる時間が長いと思うのです。ですので、そこからしか得られない、特別な癒しのひとときまでもお届けできたらと思っています。


   
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そもそも、なぜ「マウントレーニア」は日本で誕生したのか?

マウントレーニアの幅広いラインアップ
イエ編 今年は25周年、つまり1993年にブランドデビューということですが、どういうきっかけでマウントレーニアは生まれたのですか?

柳迫 ブランド立ち上げ前、弊社の社員が定期的にアメリカで新商品のネタ探しをしていたそうなんですが、シアトルを訪れたとき、街の人がカフェラテを店で買って歩きながら飲む姿を見て、それが非常に新鮮でスタイリッシュなものに映ったようです。 当時日本でコーヒーを飲むというと喫茶店などの室内で座って飲むのが当たり前だった時代です。それまでの喫茶店とは違う“カフェ文化”にインスピレーションを受けて、これを日本に持ち込めないかと考えたことがブランド誕生のきっかけになったと聞いています。

イエ編 昔は商店で買うコーヒー飲料といえば缶コーヒーくらいしかありませんでしたよね。いまではチルドカップ飲料はたくさんありますが、この形、マウントレーニアが最初だったわけですか?

柳迫 コーヒー系のなかでは初めてだったと思います。海外から入ってきた文化ということもあり、マウントレーニアの登場は、特にトレンドに敏感な若い世代にとってはセンセーショナルだったようで。これを手に持って飲んでいるだけでちょっと格好いいというか。ブランドがここまで成長できたのも、そういった何かの真似ではないオリジナルのスタイルを提案してきた結果、というところもあると思います。

イエ編 「マウントレーニア」って、シアトルの近くにある山の名前ですよね? 

柳迫 はい。日本でいうところの富士山のような、そんなシンボル的存在です。

片岡 カフェラテの象徴がシアトル。そのシアトルからも望める、ワシントン州を象徴する山がマウントレーニアだから、その点が名前に反映されたんだと思います。
 

イエ編 一口にマウントレーニアと言ってもお店では色々な種類を見かけますが、どのようなラインナップで展開されているんでしょうか?

柳迫 まずは定番のカフェラテを揃えたスタンダードラインですね。これには基本の「カフェラッテ」とコーヒー感が濃いめの「エスプレッソ」、甘さ控えめの「ノンシュガー」、ミルク感をたっぷり味わえる「クリーミーラテ」があります。あとは、季節限定フレーバーや話題性を盛り込んだシーズナリティライン。いまなら「カフェ・ド・マロン」や「キャラメルナッツ」などです。それから、もう一歩踏み込んだコーヒーの美味しさを提案するスペシャリティライン。スペシャリティラインはコーヒーの濃さや抽出方法によりこだわった、コーヒーが本当にお好きな方に向けたラインで、「コールドブリュー」や「ディープエスプレッソ」などがあり、新商品の「マイスターズラテ」もここに分類されます。時代の流れとともにお客様の嗜好やニーズも細分化されているので、常にそれに対応できる商品をと考えて開発を行っています。実は定番商品も、味やパッケージを何度もブラッシュアップしているんですよ。

イエ編 発売から25年経った今なおチルドカップコーヒー飲料の中でシェアNo.1*ということですが、その理由はどこにあると思いますか?

片岡 やはりミルクとエスプレッソの絶妙なバランスの部分でしょうか。誰が飲んでも安心できる王道の味をお届けしているというのは大きいと思います。

柳迫 あと、ミルクが入ったカフェラテだからお届けできる癒しのようなものもあると思います。ブラックコーヒーを飲むときは、どちらかというと目を覚ましたいとか、スッキリしたいとか、リフレッシュしたいときですよね。カフェラテは少し違う。カフェラテをゆっくりストローで味わってもらうことで、なんとなくほっと一息つけて自分を取り戻せる、忙しい日常の中にもそんな「間」をお届けしたいというか。そういうブラックコーヒーとは全く違う価値を提供することも、乳業メーカーだからこそできることだと思っています。

イエ編 そうした思いが、マウントレーニアが発信する「いま ここ しあわせ」というブランドメッセージにもつながっているのですね。本日は、楽しい時間をありがとうございました!


*出典 インテージSRI チルドカップ飲料(コーヒー系)2017年4月~2018年3月 累計販売金額

完成品を手にうれしそうな柳迫さんと片岡さん
 
キャンペーンは終了いたしました
【商品への交換はお早めに】
「クーポンの発券」は11月11日(日)まで、「発券したクーポンの商品への交換」は11月12日(月)までに、全国のファミリーマート(沖縄県を除く)にてお願いいたします。「シリアル番号」を店頭にお持ちいただいても、商品に交換できませんのでご注意ください。
 
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ご好評頂いておりました「ファミリーマートでもらえるマイスターズラテ 50,000名様プレゼントキャンペーン」は終了いたしました。ご利用くださった皆さま、ありがとうございました。

 ※記事の情報は2018年10月30日時点のものです。

 
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