5/5まで開催中!レアな新酒が楽しめる「クラフトビール新酒解禁祭り2018」レポート
ビールフェスが楽しみな季節になってまいりました! ビールフェスといってもいろいろありますが、今回はベルサール高田馬場で今まさに開催中(5/5(日)まで)の「クラフトビール新酒解禁祭り2018」をレポートします。今回が第1回目のこのイベント、ここでしか飲めない限定ビールや新作ビールが飲めちゃうユニークなビールフェスなのです。
「クラフトビール新酒解禁祭り」とは?
一番の特長は、この日のために造られた新作・限定クラフトビールを飲める、ということ。全部で43のブースのうち、フードやワイン、日本酒を除くほとんどのブースで計30種類以上の新酒が提供されています。もちろん各ブルワリー自慢のレギュラービールも120種類以上ラインナップ。初心者からマニアまで楽しめるビールイベントです。
◎日時/会場
開催日時 4月28日(土)~2018年5月5日(祝) 11:00~21:00、5月6日(日)11:00~18:00
会場 ベルサール高田馬場 大ホール/芝生広場
◎出展ブルワリー
ウェラワン(千葉)、独歩ビール(岡山)、鳴子温泉ブルワリー(宮城)、所沢ビール/MAC’s CARROT(埼玉)、吉備土手下麦酒醸造所(岡山)、遠野麦酒ZUMONA(岩手)、ティー・ワイ・ハーバーブルワリー(東京)、富士桜高原麦酒(山梨)、籠屋ブルワリー(東京)、EBINA BEER(神奈川)、新宿ビアブルーイング(東京)、えぞ麦酒株式会社(インポート)、KOKAGEビール(長野)、仙南クラフトビール(宮城)、信州須坂フルーツエール(長野)、秋田の地ビール 秋田あくらビール(秋田)、Outsider Brewing(山梨)、スワンレイクビール×スワンレイクパブエド東京(新潟)、株式会社 加美町振興公社 やくらいビール(宮城)、Far Yeast Brewing(東京)、田沢湖ビール(秋田)、F.B.JAPON(インポート)、NORTH ISLAND BEER(北海道)、10ants Brewing(東京)、EverGreen Imports(インポート)、アサヒフードクリエイト株式会社(東京)、パーフェクトビアキッチン(埼玉)、~ならしのクラフトビール~ むぎのいえ(千葉)、後藤醸造(東京)ほか
◎料金
入場無料
◎公式サイト
http://craftbeer-shinshu.com/
いざ、「クラフトビール新酒解禁祭り」へ!
会場は、JR、西武新宿線「高田馬場駅」から南へ徒歩5分の場所にある「ベルサール高田馬場」(アクセスはこちら)。
エスカレーターで地下へ降りると、そこがメイン会場の「大ホール」。ビールフェスというと野外で行われることが多く、開放感が魅力的な反面、お天気や気温が気になりますが、ここは室内なので空調完備。当然、UV対策もいりません。
ちなみに、開放感重視!アウトドア大好き!という方には屋外の会場として「芝生広場」が用意され、青空の下、寝転がってビールを楽しむことも可能です。ただし飲食物を持っての大ホールと芝生広場の移動は不可とのこと(芝生広場にも出店あります)。
入場は無料ですが、飲食は屋内会場内にいくつかある販売機でチケットを購入。100円券と1000円券の2種類があります。
新酒にはこんな風に目印が貼ってあります。分かりやすい!
実行委員会が「クラフトビール東京」と「高田馬場ビール工房」に協力を仰いで実現した、イベントオリジナルの新酒「BABA-IPA」も登場。800杯限定なのでお早めにどうぞ。江戸東京野菜認定の「内藤とうがらし」と「四川山椒」を使ったパンチの効いたIPAタイプで、肉料理と相性が抜群なんだそうです。
気になったビールのブースをご紹介!
個性的なビールが目白押しで、目移りしまくりなのですが、気になったものから一部をご紹介します。
▲大手ビール会社とウイスキー会社のOB技術者たちが醸造する、千葉県の「ヴェラワン」さん。アルコール分12%の高アルコールビール、バーレーワインの樽バージョンを新たに仕込んで提供。苦みを抑え、まるでスパークリングワインのような味わい。
▲東京都狛江市の「籠屋ブルワリー」さん。上品なスギの香りが広がる木桶発酵ビール「和轍(わだち)」、IPAタイプの「和華(わか)」の2つの新酒がラインナップ。
▲本サイトのバイヤーズレポートで工場訪問をさせていただいたこともある、岡山県の独歩ビールさん。新酒は、フレンチエールイーストとシャンパンイーストで発酵させ、フランスのAramisホップを使用した「フレンチホワイトエール」。
▲軽井沢発の「KOKAGEビール」さん。新酒は、弾けるようなホップの香り、爽やかな苦味と柑橘系の味わいが心地よい「セッションIPA」。
▲インターナショナルビアカップ受賞作のスモークポーター「ファラオ」が気になる「所沢ビール」さん。新酒は、夏みかんのような香りで、しっかり苦い中にもすっきりとした飲み口のIPAです。
▲ビアフェス初出店の世田谷のブルーパブ「後藤醸造」さん。新酒は、ズブロッカ草を使い、桜のような風味をウィートエールにのせた「スプリングフィールド」。
▲台湾のクラフトビールブームの火付け役という「啤酒頭醸造」さん。新酒はありませんが、烏龍茶、金萱茶、ジャスミンの花など、台湾らしい素材を使ったユニークなビールが楽しめます。
フードはこんな感じでしたよ!
肉料理を中心にフードも充実していました。下の写真は「渋谷肉横丁熟成牛焼肉 まえ川」さんの「ベーコンラクレットチーズかけ」の調理風景。見ただけでビールに合うことが分かります。
フードメニューの看板あれこれをご覧あれ。ステーキ、じゃがバター、スペアリブ、チーズタッカルビ…ああ…(おいしそうすぎて気が遠くなります)。
老若男女、いろんな層のお客さんたちが和やかにビールを飲む、幸せな空間でした。家飲み派の皆さんも、せっかくのゴールデンウィークなのでビールを飲みに出かけませんか?
以上、駆け足ではありましたが、初日レポートを終わります!
※記事の情報は2018年4月29日時点のものです。