クラフトビールのブルワリーがつくった映えるリキュール「hyva(ヒュヴァ)」

愛知のクラフトビール「金しゃちビール」が新たな挑戦として開発したクラフトリキュール「hyva(ヒュヴァ)」。北欧のライフスタイルをコンセプトに、おうち時間を大切にしたい今だからこそ開発されたエピソードを伺いました。

ライター:青田俊一青田俊一
メインビジュアル:クラフトビールのブルワリーがつくった映えるリキュール「hyva(ヒュヴァ)」
名古屋の酒類卸イズミックの青田が、いま注目のお酒の情報をバイヤー目線でお届けします! 今回は愛知のクラフトビール「金しゃちビール」より3月に新発売となるクラフトリキュール「hyva(ヒュヴァ)」をご紹介します。

クラフトリキュール「hyva(ヒュヴァ)」とは?

hyva(ヒュヴァ)
おうち時間にお酒を楽しんでるとついつい深酒になってしまうことありませんか。私はしょっちゅうです。最初から日本酒をくいくいやってしまうのが原因だとは思うのですが。

もっとライトに飲めるお酒があればいいのに…ということで今回は、おうち時間の家飲みをカジュアルに楽しめる商品をご紹介したいと思います。

ご紹介するのは愛知のクラフトビール「金しゃちビール」からこのたび3月に新発売となる「hyva(ヒュヴァ)」という商品です。いま注目のクラフトリキュールというカテゴリーの商品になります。

見てのとおりデザインが映える女子ウケの良さそうな商品。早速いつものようにご紹介させていただこうと思っていたところ、偉い人から「君のようなおじさんがレポートしても商品の魅力が伝わらないのでは?」と苦言を呈されたもので、今回はこの商品の開発者にお話を伺うことにしました。

そんなわけでお話を伺ったのは、金しゃちビールの竹内さん。竹内さんは入社1年目にして商品開発に参加されたということですが、コンセプト、デザイン、味わいの試作にわたって中心となったキーパーソン。開発の経緯など、もろもろお伺いしたいと思います。

クラフトリキュール「hyva(ヒュヴァ)」の開発者にインタビューしました

金しゃちビール 竹内さん
金しゃちビール 竹内さん

——クラフトビールのブルワリーである金しゃちビールが、新しい挑戦としてこの商品の開発に至った経緯を教えてください。

竹内 コロナ禍で一変した人々の生活に、私たちはメーカーとして豊かな生活を提供できるようなモノを作りたいと考えたからです。家飲み時間の増加と、市場が右肩上がりで人気のRTDを照らし合わせ、「酔うためではない、お酒の持つ“楽しさ”や“豊かさ”を提案すること」をコンセプトに、女性がおしゃれに楽しむ贅沢なクラフトリキュールブランドとして「 hyvä(ヒュヴァ)」が誕生しました。

——この「hyva(ヒュヴァ)」というブランド名、ちょっと聞きなれない言葉ですがどういう意味でしょうか?

竹内 “hyvä(ヒュヴァ)”とはもともと「美味しい」や「楽しい」を表すフィンランド語で、英語の“good”にあたる言葉です。

——ブランド名にフィンランド語を採用されたということですが、何か理由があるのでしょうか?

竹内 北欧のライフスタイルを参考にしたところから採用になりました。長く厳しい冬に加え日照時間の短い北欧では、室内で長時間過ごさなくてはなりません。そんな日々も明るく過ごせるようにデザインされた北欧雑貨や家具などには、色鮮やかで暖かみのある優しい印象を受けます。おうち時間が増えた今、空間を優しくそしてカラフルに彩るデザインで暮らしを楽しく豊かにしたいという想いを込めています。

そのためデザインにも北欧のテイストを採用し、ボトルネックにカラフルなマルチストライプをあしらい、中心のフルーツはクロスステッチ調のデザインを取り入れた北欧風のアイキャッチなデザインにしました。

「hyva(ヒュヴァ)」の味わいについて

——今のご時世ならではの経緯で開発されたんですね。では続いて肝心の中身はどうでしょうか?

竹内 第1弾発売時のフレーバーはリンゴサワー、清見サワー、巨峰サワーの3種類で、どのフレーバーも国産果汁のみを贅沢に使っています。また着色料を使わない自然な色合いにこだわりました。今後の新しいフレーバーの開発に際しても、この国産果汁100%使用と着色料無添加という2点にはこだわっていくつもりです。

——自然な味わいにこだわられているようで好印象ですね。それではそれぞれの特徴を教えてください。まずはりんごサワーですね。

竹内 青森県産りんご果汁を15%とたっぷり使用。みずみずしい芳醇な香りと、果汁のジューシーで自然な味わいに仕上げました。すっきりとした飲み心地になっていると思います。
hyva りんごサワー
りんごサワー

——次は清見サワーです。清見とはどんな果物ですか?

竹内 清見は温州みかんとオレンジを交配させた品種で、育成地である静岡市清見潟が名前の由来となっています。オレンジの爽やかさとみかんの甘さを併せ持つのが特徴です。こちらもりんご同様に国産果汁を100%使用しています。みずみずしさと程よい甘さで、高級感のある優しい味わいに仕上げています。

hyva 清見サワー
清見サワー

——最後は巨峰サワーですね。

竹内 こちらはぶどうの王様「巨峰」の国産果汁を贅沢に使用しています。はじけるような華やかな香りで、巨峰のまろやかな甘みと上品な余韻が特徴です。
hyva 巨峰サワー
巨峰サワー

——どれもみずみずしくフルーティで女性ウケの良さそうな感じですが、どのようなシーンで楽しんでもらいたいですか。

竹内 もちろん、普通にチューハイのように楽しんでもいただけますが、現在、若い世代に人気のクリームソーダをヒントに“大人のクリームソーダ”として、ヒュヴァを注いだグラスにアイスクリームをフロートした飲み方提案をおすすめしています。同様にフルーツやクリームチーズなど、スイートとの組み合わせは好相性です。
hyva クリームソーダ
清見サワーで作ったクリームソーダ
実際に私も清見サワーでクリームソーダを試してみましたが、どこか懐かしい味わいで意外と私のようなおじさんでも楽しめました。アルコール度数5%の微炭酸で優しい味わいなのが、またこのクリームソーダにマッチしてるような気がします。昼から飲んでてでも罪悪感少なめで楽しめるのもまたいいですね。

いつも深酒してしまってついつい忘れがちですが、まさに「酔うためだけではないお酒の持つ“楽しさ”や“豊かさ”」を体感するクラフトリキュール。

不本意なおうち時間もあるかもしれない今日この頃ですが、北欧のライフスタイルに倣ったどこか心の温まる家飲みをお楽しみいただければと思います。
 

hyva りんごサワー【商品概要】

  • 果汁:15%
  • アルコール度数:5%
  • 容量 / 容器:200ml / 瓶
  • 製造元:盛田金しゃちビール

hyva 清見サワー【商品概要】

  • 果汁:6%
  • アルコール度数:5%
  • 容量 / 容器:200ml / 瓶
  • 製造元:盛田金しゃちビール

hyva 巨峰サワー【商品概要】

  • 果汁:5%
  • アルコール度数:5%
  • 容量 / 容器:200ml / 瓶
  • 製造元:盛田金しゃちビール

※記事の情報は2021年2月22日時点のものです。
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