糖分ゼロでもきちんと美味しいカリフォルニアのワインを飲んでみた

糖分ゼロ、低カロリー、低アルコールなのにきちんと美味しいという夢のようなワインを発見。カルフォルニアからやってきた、健康的なライフスタイルのためのヘルシーなワインの味わいとは？

2021.11.01

メインビジュアル：糖分ゼロでもきちんと美味しいカリフォルニアのワインを飲んでみた

名古屋の酒類卸イズミックの青田が、いま注目のお酒の情報をバイヤー目線でお届けします！　今回は健康的なライフスタイルのためにつくられたワインをご紹介します。

糖分ゼロのカリフォルニアのワイン「サニーウィズアチャンスオブフラワーズ」

長引く自粛生活で体重が増えてしまった、なんて方も多いのではないでしょうか。かくいう私も先日健康診断があり、そろそろ健康について真面目に考えなければならない年齢になったのだと痛感しました。

とはいえ、お酒もほどほどに楽しみたいもの。そんなわけで、今回は糖分ゼロ、低カロリーという夢のようなワインをご紹介したいと思います。

ご紹介するのは「サニーウィズアチャンスオブフラワーズ」というカリフォルニアのワインです。

「サニーウィズアチャンスオブフラワーズ」は健康的なライフスタイルのためにつくられたブランドで、その特徴は糖分ゼロ、低カロリー、低アルコールであるということ。

一般的なワインの糖分は赤ワインで100gあたり2.0g、白ワインで1.5g。これがゼロということなので、糖分を気にされている方には嬉しいワインです。

そしてこのワインのもう１つの特徴である”低アルコール”。どのようにして美味しさを損なわずにこのワインをつくっているかというと、その秘密は特殊な製造工程にあります。発酵を終えたワインに、逆浸透と浸透輸送という2つの工程を何度も繰り返し行い少しずつアルコール分を減らすことで、美味しさを守りながらも低アルコールでヘルシーなワインに仕上げているそう。

とはいえ、アルコール度数は飲みごたえに影響しますし、糖分は美味しさの素みたいなところもあるので、糖分ゼロになってしまったらやっぱり美味しさも物足りなくなってしまっているのでは、という疑問もなくはないわけで。早速試飲して確かめてみたいと思います。

「サニーウィズアチャンスオブフラワーズソーヴィニヨン・ブラン」を飲んでみた

今回ご紹介する「サニーウィズアチャンスオブフラワーズ」は、白が2種類、赤が1種類の計3種類です。

まずは白、「ソーヴィニヨン・ブラン」から試飲してみましょう。

色合いはややグリーンがかった明るいイエロー。柑橘の香りを強く感じ、色も香りもソーヴィニヨン・ブランらしさがあります。口に含むと、アタックは軽めながらしっかりとグレープフルーツのような果実味と酸味が楽しめます。

すっきりとした味わいに仕上がっているので、飲み疲れしなくて食事にも合わせやすいと思います。カルパッチョやマリネのような酸味のある前菜との相性が良さそうです。

「サニーウィズアチャンスオブフラワーズシャルドネ」を飲んでみた

お次はもう1つの白、「シャルドネ」です。

こちらは「ソーヴィニヨン・ブラン」より濃いめの色合いで、きれいなイエローゴールド。フローラルな香りとバニラの香りで、カルフォルニアのシャルドネらしい印象です。アタックはこちらも軽め、口当たりはクリーミーですっきりとした酸味と程よいボリュームの果実味でエレガントな仕上がりになっています。

こちらも飲み疲れせず食事と一緒に楽しめる味わい。脂ののった赤身の刺身や、クリーム系の料理など少しこってりしたものとの相性が良さそうです。

「サニーウィズアチャンスオブフラワーズピノ・ノワール」を飲んでみた

最後は赤、「ピノ・ノワール」です。

色合いは淡いルビーレッド。ピノ・ノワールにしては少し濃いめの色合いです。ベリー系の香りにほんのり樽香もあります。口当たりは軽めながら、果実味がジューシーで飲みやすい印象。上品な仕上がりで力強さはないので、がっつり赤身のお肉というよりはチキンとか淡白なもののほうが相性が良いと思います。

正直なところ、糖分ゼロなんて物足りない味わいなのでは…、とあまり期待はしていませんでしたが、どれもきちんと美味しくて食事との相性も抜群なので驚きました。これなら毎日の家飲みにもってこいです。

また、「サニーウィズアチャンスオブフラワーズ」は、自社畑で育てられたサスティナブル認定のブドウを使用しています。身体だけではなく環境にも優しいワインを、ぜひいちどお試しください。

【商品概要】サニーウィズアチャンスオブフラワーズソーヴィニヨン・ブラン