缶だから気軽に楽しめる！イタリアの微発泡ワイン「ボッリチーノ」を飲んでみた

カラフルなドットのデザインの缶が印象的な、イタリアからやってきた微発泡ワイン「ボッリチーノ」をご紹介。手に取るだけでワクワクしてきそうな、キュートな缶ワインの実力とは？

2022.05.02

メインビジュアル：缶だから気軽に楽しめる！イタリアの微発泡ワイン「ボッリチーノ」を飲んでみた

名古屋の酒類卸イズミックの青田が、いま注目のお酒の情報をバイヤー目線でお届けします！　今回はこれからのシーズンにぴったりな、気軽に楽しめる微発泡ワインをご紹介します。

イタリアの缶の微発泡ワイン「ボッリチーノフリッツァンテ」

少しずつ夏が近づきつつある今日この頃。新緑のすがすがしいこんな季節は青空の下でお酒でも飲みながらゆったりとした時間を過ごしたいですよね。

そんなわけで今回は、この季節にぴったりな「ボッリチーノフリッツァンテ」というイタリアのワインをご紹介します。

カラフルなドットのデザインの缶が印象的な「ボッリチーノフリッツァンテ」ですが、商品名の“ボッリチーノ”とは小さな泡という意味で、その名のとおり微発泡のワインになります。

「ボッリチーノフリッツァンテ」はエミリア＝ロマーニャ州にて100年の歴史を持つドネリ社のワイン。家族経営のランブルスコの造り手の中では最大のグループで、ランブルスコの名門として知られています。

ランブルスコの名門が造った微発泡ワインということで期待度大です。というわけで早速試飲タイムといきましょう。

「ボッリチーノフリッツァンテ・ビアンコ」を飲んでみた

まずは白、「ボッリチーノフリッツァンテ・ビアンコ」からです。

品種はトレッビアーノとシャルドネのブレンド。

トレッビアーノは日本ではあまりメジャーな品種ではありませんが、イタリアでは最も広く栽培されている品種。早速開栓します。

缶のまま飲むのもあれなので、グラスに注ぎます。200ml全部を入れ切ってしまいましたが、上品な分量で注ぐならグラス2杯分になります。

色合いは麦わらのようなイエローゴールドで、しっかりとした力強い泡立ち。香りは白い花のようなフローラルな印象。さわやかな酸味とほんのり甘さを感じる果実味のバランスのとれた味わいです。アルコール度数も控えめなので、さらっと飲めてしまう飲みやすさ。個人的にはフライドチキンとかちょっとジャンクなものと一緒に楽しみたい感じです。

「ボッリチーノフリッツァンテ・ロッソ」を飲んでみた

お次は赤の「ボッリチーノフリッツァンテ・ロッソ」です。

品種はランブルスコにランチェッロッタ。どちらもランブルスコに使われる主要品種です。

こちらもしっかりとした力強い泡立ちで、色合いは濃いルビーレッド。イチゴのような甘い香りが印象的です。甘さは控えめ。フルーティーな果実味にほんのり渋味がのって奥行きのある味わいになっています。色合い的には少し重たそうに見えるかもしれませんが、見た目に反して軽快な口当たりでとても飲みやすくなっています。トマト系の料理との相性は抜群だと思います。

料理にも合わせやすいし、万人受けしそうな飲みやすさ。なにより手軽な缶ワインなので、家飲みにはもちろん、キンキンに冷やしてバーベキューやピクニックで楽しむのにもぴったりです。この夏の定番になりそうな1本、ぜひお試しください。

ボッリチーノフリッツァンテ・ビアンコ【商品概要】