スコットランドのクラフトサイダー「シスリークロスサイダー」を飲んでみた
じわじわと人気上昇中のリンゴのお酒「サイダー」。その中でも、いま世界からひときわ注目を集めているスコットランド生まれの「シスリークロスサイダー」をご紹介。スコットランド初のサイダー醸造所が送る、クラフトサイダーの味わいとは?
スコットランド生まれのクラフトサイダー「シスリークロスサイダー」
初っ端から「サイダー」という言い方をしましたが、これはフランスで言うところの「シードル」です。日本でサイダーと言うと甘い炭酸飲料を連想しますが、イギリスではリンゴのお酒、すなわちシードルのことを指します。ちなみにイギリス英語ではサイダー(cider)、フランス語ではシードル(cidre)、綴りも似ているのですが、これはシードルが語源となっているからです。
実はサイダーは何年も前からアメリカのクラフトブルワリーを中心にブームになっていまして、日本でもそろそろ…と毎年期待しているのですが、残念なことに認知度はそこまでというのが現状です。もちろん、流行っているところではちゃんと流行っていますし、個人的にはずっとブームなんですけどね。
そんなわけで今回は、認知度向上に一役買うためサイダーをご紹介したいと思います。ご紹介するのはスコットランド生まれのサイダー「シスリークロスサイダー」です。
シスリークロスサイダー醸造所は、ガラス細工と彫刻を専門とするアーティストと、その親友の果樹園オーナーの、「スコットランドで初めてのクラフトサイダー醸造所を設立したい」という想いによって、スコットランド南東部の港町ダンバーに誕生しました。いまでは世界20か国以上、クラフトサイダーの本場アメリカでは40以上の州で販売されるほど、世界で愛されるブランドにまでなりました。
日本での販売は2018年からで、もともと「トラディショナル」と「ウィスキーカスク」の2種類でしたが、昨年2022年の12月に新商品として「エルダーフラワー」と「スコティッシュフルーツ」の2種類の販売が開始されたということで、今回ご紹介しようと思ったわけです。
いずれもイギリスの「ワールド ドリンクス アワード」のサイダー部門「ワールド サイダー アワード」にて銀賞を受賞したサイダーということで、試飲が楽しみです。
「シスリークロスサイダー エルダーフラワー」を飲んでみた
ちなみにエルダーフラワーとは、ヨーロッパが原産地の針葉葉樹の一種、エルダーの木に咲く花のこと。ヨーロッパでは伝統的にハーブとして使用したり、マスカットのような甘い香りを利用してシロップやお菓⼦などの用途にも使⽤されています。…と6年くらい前にこちらでご紹介していました。
個人的にはフライドチキンやフライドポテトといったジャンクなおつまみに合わせて楽しみたい感じです。
「シスリークロスサイダー スコティッシュフルーツ」を飲んでみた
個人的にはグリルしたハムやソーセージといった料理と合わせて楽しみたい感じです。
その飲みやすさから、イギリスでは若者のお酒の代表格ともされるサイダー。ちょっと軽く飲みたい気分のときにぴったりのお酒です。まだまだ日本での認知度はいまいちですが、これから大注目のクラフトサイダー、家飲みでぜひお楽しみいただければと思います。
シスリークロスサイダー エルダーフラワー【商品概要】
- 産地:スコットランド
- アルコール度数:4%
- 容量 / 容器:330ml / 瓶
- 参考小売価格:555円(税抜)
- 輸入元:池光エンタープライズ
シスリークロスサイダー スコティッシュフルーツ【商品概要】
- 産地:スコットランド
- アルコール度数:4%
- 容量 / 容器:330ml / 瓶
- 参考小売価格:544円(税抜)
- 輸入元:池光エンタープライズ
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