おすすめ二日酔い対策 年末年始を乗り切る日本酒の飲み方
日本酒と発酵フレンチのお店「SAKE Scene〼福」を経営する日本酒ラヴァー、簗塲友何里(やなば ゆかり)さん。今回は「お酒を飲むプロ」が教える二日酔い対策情報です。
二日酔いにご用心
飲める量は個人差がありますので、どれだけ自分に合った量で収めるかがポイントになります。飲み方によっては、その調整が狂うため、ついつい許容範囲を超えて飲んでしまい、翌日に辛い思いをしてしまうのです。
許容範囲を超えていないか把握する
「だいたい私は、日本酒2合くらいまでなら二日酔いにならない」など、みなさんお酒別にだいたいの許容量を把握されているかと思います。それを守るためには、あまり多種のお酒を1度に飲まず、種類を統一すると良いでしょう。
アルコール吸収をスタートするタイミング
燗酒は口に含む時から温度が上がっているので、体内でのアルコール吸収が早い分、飲んでいる時に酔いを認識できるので適量を調整しやすいです。そして、排出されるタイミングも冷酒より早くなるので、結果的に翌日にお酒が残りにくくなります。
飲んだらすぐ寝ない
納豆と水で二日酔い対策
●納豆を食べる
私は飲む前や飲んだ後に納豆を食べています。アルコールで荒れた胃の粘膜もカバーされ、アルコール分解に欠かせないたんぱく質も摂取でき一石二鳥。また、飲んだ直後にシジミの味噌汁を飲むのも効果的です。
●お酒と一緒に水を飲む
もちろん、お酒と一緒に意識的に水を飲むことは、必ずしています。アルコールの代謝には大量の水分が必要なため補わないと脱水症状になります。私が経営する発酵フレンチと日本酒のマリアージュのレストラン「 SAKE Scene 〼福 」では、常に水をボトルで提供し、お客様にはしっかりと水分補給をしていただいています。 12月の多忙な時期、効率よく年内にやらなければならないことをこなせるよう、二日酔いになっている余裕はありません! 楽しいお酒の席を続けるためにも、ぜひ対策しつつ乗り切ってくださいね。良いお年をお迎えくださいませ。
※記事の情報は2018年12月9日時点の情報です。
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