内臓の負担を減らす飲み方、食べ方〈老けない人は何を飲んでいる? ㉒〉
忘年会シーズン真っ盛り。飲み疲れ、食べ疲れを防ぐ、とっておきの方法とは?
胃の働きをコントロールして、酔いを遅くする
そこで、私が提案させていただくのは、胃の働きをうまく利用すること。胃は、食べ物を消化しながら少しずつ小腸へ送る働きをします。野菜やご飯などの固形物が入ってくると消化のために胃の出口が締ります。けれどアルコールなどの液体では、閉まらず、そのまま腸へ流れていきます。アルコールは、20%程度は胃から、残りは小腸上部から吸収されます。胃からの吸収に比べて腸からの吸収は速いため、空きっ腹でアルコールがそのまま腸へ流れていくと酔いがまわるのも早くなるのです。胃に固形物を入れてアルコールが腸へ少しずつ流れていくようにすれば、酔いがまわるのが遅くなり、飲みすぎ、食べ過ぎ防止につながります。逆に酔いが早いと自制心がゆるみ、結果的に、飲みすぎ、食べ過ぎになりがちです。
飲む前に食べておくべきは、これ!
※記事の情報は2018年12月19日時点のものです。
- 1現在のページ