〈家飲みおつまみレシピ〉よだれ鶏の作り方

しっとり食感のゆで鶏にピリ辛ダレをかけていただくよだれ鶏は、ヘルシーなのにパンチがあって、ビール片手についつい箸が止まらなくなる1品。脂の少ないむね肉を使ってもパサつかない秘密とは?

ライター:いのうえ陽子いのうえ陽子
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よだれ鶏を美味しく作るには?

よだれ鶏の主役・噛むほどに美味しいしっとりゆで鶏を作るのは実は簡単

鶏肉は、下味調理とゆでるときのプラス食材で風味豊かに仕上げます。下味は砂糖、塩の順番を守ってすり込むのがポイント。塩よりも分子の大きい砂糖を先にすり込むことで、それぞれの調味料の味がしみ込みやすくなります。また、ゆでるときに加えるしょうがはあえて皮をむかずに使用します。臭み抜きや風味づけの効果を高めてくれますよ。

下準備をした鶏むね肉は水からゆでていきます。沸騰してからの加熱時間はわずか1分! 予熱でじっくり火を通すので、パサつかずやわらかな食感に仕上がります。そのしっとり感は切り分けるときから実感できるはず。

濃厚なピリ辛ダレとふっくらとしたゆで鶏、カリカリのピーナッツのハーモニーが絶妙。お好きな方はパクチーもたっぷりのせて、アジアンな家飲みを満喫してみてはいかがでしょうか。

よだれ鶏の材料

材料

  • ※2人分
  • 鶏むね肉 1枚(300g)
  • 砂糖(下味用) 小さじ2
  • 小さじ1/2
  • ねぎの青い部分 1本分
  • しょうが 1片
  • 大さじ1
  • ▼A
  • ・砂糖 大さじ1/2
  • ・純米酢 大さじ1
  • ・しょうゆ 大さじ2
  • ▼B
  • ・ごま油 大さじ1
  • ・ラー油 小さじ1
  • ・長ねぎ 30g
  • ・にんにく 1/2片
  • ピーナッツ お好みの量
  • パクチー お好みの量

よだれ鶏の作り方①|下準備

  • しょうが(1片)を皮付きのまま薄切りにします。
  • 長ねぎ(30g)をみじん切りにします。
  • にんにく(1/2片)をすりおろします。
  • ピーナッツ(お好みの量)をポリ袋に入れて、めん棒などで叩きます。カリカリとした食感を残すため、細かくしすぎないように注意してください。
  • パクチー(お好みの量)をざく切りにします。

よだれ鶏の作り方②|鶏むね肉に下味をつける

1. 鶏むね肉1枚(300g)の皮を外し、表面全体をフォークで刺します。
むね肉の皮を外し、表面全体をフォークで刺す
フォークで穴を空けることで、下味が入りやすく、加熱したときに肉が縮んで固くなるのを防ぎます

2. 砂糖(小さじ2)をすり込んだ後、塩(小さじ1/2)をすり込みます。
砂糖をすり込んだ後、塩をすり込む
必ず砂糖→塩の順番ですり込みましょう

3. ぴったりとラップで包み、冷蔵庫で一晩寝かせます。

よだれ鶏の作り方③|鶏むね肉をゆでる

1. 鍋に一晩寝かせた②の鶏むね肉、長ねぎの青い部分(1本分)、しょうが(1片)、鶏肉がかぶるくらいの水を入れます。酒(大さじ1)を加えて中火で加熱し、沸騰したらアクを取ってそのまま1分加熱します。
鶏むね肉をゆでる
鶏肉が水面から出ないようにかぶるくらいの水を入れてください

2. 火を止めてふたをし、30分置く。
火を止めてふたをし、30分置く。
予熱でゆっくり火を通すことで、しっとりとした食感になります

よだれ鶏の作り方④|タレをつくる

ボウルにAの砂糖(大さじ1/2)、純米酢(大さじ1)、しょうゆ(大さじ2)を入れて混ぜ合わせます。砂糖が溶けて全体がよく混ざったら、Bのごま油 (大さじ1)、ラー油(小さじ1)、みじん切りにしたねぎ、すりおろしたにんにくを加えます。
タレをつくる

よだれ鶏の作り方⑤|鶏肉を切る

③の鶏肉を鍋から取り出してキッチンペーパーなどで軽く水気を取り、お好みの厚さに切ります。
鶏肉を切る

よだれ鶏の作り方⑥|盛り付ける

カットしたゆで鶏を器に盛り、④のタレをかけ、仕上げに砕いたピーナッツ、ざく切りにしたパクチーを散らします。
盛り付ける

よだれ鶏の作り方⑦|完成!

にんにくとラー油の効いたタレとビールが相性ばつぐん!
よだれ鶏完成
※記事の情報は2022年1月28日時点のものです。
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