【舞茸のおつまみ】1年中手に入りやすい舞茸を主役に! 香り豊かなベジつまみ
腸の調子を整えてくれる食物繊維や、免疫力アップが期待できるβグルガンが豊富な上、ローカロリーで罪悪感なく食べられるのが嬉しい“きのこ”。その中でも、香り高い「舞茸」を使ったベジつまみレシピ3品をご紹介します。
低カロリーで味も抜群! まいたけが主役のベジつまみ
この連載では野菜が主役のお酒に合うベジつまみを紹介していますが、植物性素材のひとつとして、きのこを忘れちゃいけません。
しいたけ、ぶなしめじ、マッシュルーム、エリンギ、そして舞茸など。いろんなきのこがありますが、いずれもとても低カロリーでダイエットにぴったりです。
さらに食物繊維たっぷりで腸の調子を整えてくれ、豊富なβグルカンで免疫力アップが期待できます。ビタミンB群で疲労を回復したり、代謝も助けてくれますよ。
おいしく食べて体を整える、きのこはまさにつまみ向きの食材なのです。
今回の主役は、そんなきのこの中でも香り高さがトップクラスの“舞茸”です。
お店で見かけたら、カサの部分に注目してください。肉厚で身がしまり、パリッと硬そうなのがいい舞茸です。表面に水分が滲んでしっとりしているのは古い証拠。傷みやすいので避けてください。
買ってきたら早めに使うのがおすすめですが、天気の良い日はお日様に軽く干すのもおすすめ。たとえ1、2時間でも干すと水分がほどよく飛び、身がしまっておいしくなりますよ。
上記を参考に舞茸を選んだら、さっそくおつまみを作りましょう!
舞茸のおつまみ①|焼き舞茸の白和え
舞茸は煮たり炒めてから白和えにしてもいいのですが、グリルや網でこんがり焼くと、香りが際立ちます。具材に切り干し大根を加えるのもミソ。洗うだけ、戻さずそのままの切り干し大根を混ぜ込むと、豆腐の水が出ることなく、翌日もおいしく食べられます。
●焼き舞茸の白和え(2人分)
材料
- 舞茸(ほぐす) 100g
- ▼(A)
- ・しょうゆ、オリーブオイル 各小さじ1
- 切り干し大根(洗ってざく切り) 7g
- ▼(B)
- ・塩 小さじ1/4
- ・しろすりごま 小さじ1
- ・木綿豆腐(軽く水切りする) 200g
- ・おろしにんにく 小さじ1/4
作り方
- グリルか焼き網で、舞茸に焼き目がつくまで焼く。
- 1が熱いうちに(A)をまぶしておく。
- (B)をフードプロセッサーで滑らかなペースト状にし、2と切り干し大根を加えて和え、皿に盛り付ける。
舞茸のおつまみ②|揚げ舞茸と玉ねぎのマリネ
シンプルな料理ではありますが、舞茸を揚げるひと手間で、味がグッと深まりますよ。
●揚げ舞茸と玉ねぎのマリネ(2~3人分)
材料
- 舞茸(ほぐす) 100g
- にんにく(薄切り) 1片
- 揚げ油 適量
- 玉ねぎ(薄切り) 70g
- ▼(A)
- ・レモン果汁 大さじ1
- ・塩 小さじ1/4
- ・オリーブオイル 大さじ1
- ・しょうゆ 小さじ1
作り方
- 揚げ油を熱して舞茸をカリッとなるまで揚げる。
- 1を引き上げ、にんにくもカリッとなるまで揚げる。
- 玉ねぎは水にさらしてからざるにあけ、しっかり水気を切る。
- (A)の材料を混ぜてマリネ液を作り、そこに3の玉ねぎを和えたら1と2を加える。
舞茸のおつまみ③|舞茸の春雨炒め
刻んだ舞茸をひき肉がわりに使います。香りが良く、お肉がなくても大満足のおいしさです。日本酒のお供にぜひどうぞ。
●舞茸の春雨炒め(2人分)
材料
- 乾燥春雨(茹でてざく切り) 30g
- 舞茸(粗みじん切り) 100g
- しょうが(みじん切り) 10g
- ごま油 大さじ1
- しょうゆ 小さじ1
- ▼(A)
- ・好みのだし汁 100ml
- ・しょうゆ 小さじ1と1/2
- 万能ネギ(小口切り) 3株
作り方
- ごま油を熱して舞茸と生姜を炒める。まいたけから出る水分がなくなるまでしっかりと。しょうゆで下味をつけておく。
- 春雨を炒め合わせ、(A)を注いで水分がなくなるまで炒り付ける。
- 万能ネギを混ぜ込んだら火を止めて皿に盛る。
いずれも簡単でおいしく、作り置きにもぴったりです。たっぷり作れば2~3日はおつまみに困らないので仕事終わりの晩酌にも。ぜひお試しくださいね。
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※記事の情報は2022年9月26日時点のものです。
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