イタリアンなおつまみスナック! 「オリーブのフライ」の作り方〈家飲みおつまみレシピ〉

イタリア料理のアンティパスト(前菜)としてもおなじみの「オリーブのフライ」。油で揚げることで、そのまま食べるのとはまた違ったほっくりとした口当たりになり、酸味もまろやかになります。白ワインにぴったりのイタリア風おつまみを、豆腐ベースのヘルシーなディップとともに召し上がれ!

ライター:いのうえ陽子いのうえ陽子
メインビジュアル:イタリアンなおつまみスナック! 「オリーブのフライ」の作り方〈家飲みおつまみレシピ〉

オリーブのフライを美味しく仕上げるには?

春から夏の始めにかけて花を咲かせ、夏に実をつけるオリーブ。この夏の間に収穫されるのがグリーンオリーブで、翌年の2~3月頃、熟して黒く変色してから収穫されるのがブラックオリーブです。

グリーンオリーブは果肉が硬く、わずかに渋みや塩気があるのが特徴で、対するブラックオリーブはクセが少なくあっさりした味わいになります。今回ご紹介する「オリーブのフライ」ではグリーンとブラックの両方の実を使うため、2種類の味が楽しめます。

「オリーブのフライ」を美味しく仕上げるポイントは以下の2つ!

Point1.オリーブの水気はしっかり取る!
オリーブ全体に衣がしっかり付くように、オリーブの水気はキッチンペーパーできっちりと拭き取ります。さらに、衣にも一工夫。薄力粉と水を1:1の割合で混ぜることである程度の粘度を出し、パン粉には細かいものを選ぶことで、よりオリーブに付きやすい衣を作ることができます。

Point2.あっさり&コクのあるディップで味変!
そのまま食べてももちろん美味しいオリーブのフライですが、ディップと組み合わせることでさらに飽きの来ないおつまみに。オリーブの酸味と相性のよい豆腐とツナ缶を使ったディップなら、濃厚なのに重たくならず、後味さっぱり。つまむ手が止まらなくなること間違いなしです。

オリーブのフライの材料

材料

  • ※2人分
  • オリーブ(ブラック・グリーン) 各8個
  • 薄力粉 大さじ2
  • 大さじ2
  • パン粉(細かめのもの) 大さじ3
  • ▼(ディップ)
  • ・豆腐(木綿) 30g
  • ・玉ねぎ 10g
  • ・ツナ缶(オイル漬) 30g
  • ・マヨネーズ 大さじ1
  • ・からし(チューブ) 1cm
  • ・塩 少々
  • ・黒こしょう 少々
  • サラダ油 適量

オリーブのフライの作り方①|ディップを作る

玉ねぎ(10g)はみじん切りにします。ボウルに玉ねぎ、豆腐(30g)、ツナ缶(30g)、マヨネーズ(大さじ1)、からし(1㎝)、塩(少々)、黒こしょう(少々)を入れて混ぜ合わせます。
ボウルにディップの材料を入れる
豆腐は水切りしなくてOK
ディップの材料を混ぜ合わせる

オリーブのフライの作り方②|オリーブの水気を切る

キッチンペーパーでオリーブ(グリーン・ブラック各8個)の水気を拭き取ります。
キッチンペーパーでオリーブの水気を拭き取る

オリーブのフライの作り方③|衣をつける

ボウルに薄力粉(大さじ2)と水(大さじ2)を入れて混ぜ合わせます。別のボウルにパン粉(大さじ3)を入れます。
ボウルに薄力粉と水を入れて混ぜ合わせる

スプーンなどを使い、②のオリーブに薄力粉の液を絡ませ、パン粉のボウルに移します。
スプーンなどでパン粉のボウルに移す

ボウルを軽くゆすり、オリーブ全体にパン粉を絡ませます。
ボウルを軽くゆすり、オリーブ全体にパン粉を絡ませつ

オリーブのフライの作り方④|揚げる

鍋にサラダ油(底から4㎝程度の量)を入れて熱し、180℃になったら③を入れ、きつね色になるまで揚げます。
きつね色になるまで揚げる

オリーブのフライの作り方⑤|完成

④と、①で作ったディップを器に盛りつけたら完成です。さっくりとした歯触りと、まろやかなコクと酸味がクセになるオリーブのフライ。白ワインを片手に、イタリア風の晩酌をお楽しみください。
ディップを器に盛りつけたら完成
※記事の情報は2022年12月23日時点のものです。
  • 1現在のページ