クセになる辛さ!「こんにゃくのピリ辛きんぴら」の作り方〈家飲みおつまみレシピ〉

お酒のおつまみとしても愛されているこんにゃくのきんぴら。こんにゃくの水分をしっかり飛ばし、唐辛子の辛みを染み込ませることで、後引く辛さがたまらない絶品おつまみに仕上がります。ピリッと甘辛いこんにゃくのきんぴらと、日本酒の相性は格別。ぜひお試しを!

ライター:いのうえ陽子いのうえ陽子
メインビジュアル:クセになる辛さ!「こんにゃくのピリ辛きんぴら」の作り方〈家飲みおつまみレシピ〉

こんにゃくのピリ辛きんぴらを美味しく仕上げるには?

おつまみやおかずの定番でもあるきんぴら。甘じょっぱい味付けの中に唐辛子の辛みをピリッと効かせると、よりお酒に合う味わいに仕上がります。

ごぼうやれんこんで作っても美味しいですが、今回のレシピでは、むちっとした独特の食感が魅力のこんにゃくを使います。板こんにゃくをところてん突きの要領で突き出したつきこんにゃくを使用すると、細切りにする手間が省けて調理がラク。糸こんにゃくよりも太い形状のため、食べ応えもあっておすすめです。

シンプルな料理だからこそ、コツが必要。こんにゃくのピリ辛きんぴらを美味しく仕上げるポイントは以下の2つ!

Point1.唐辛子の辛みを引き出す
唐辛子の辛み成分は油に溶けやすい性質を持つので、サラダ油と一緒に弱火にかけることで、ガツンと辛みの効いた調味オイルを作ることができます。加熱時間次第で引き出す辛さは調整できるので、辛みを抑えたいときには加熱時間を短くしてもOKです。

Point2.こんにゃくを乾煎りする
こんにゃくは約97%が水分でできています。味付けをする前に乾煎りをして、しっかりと水分を飛ばすことで、味が入りやすくなります。

こんにゃくのピリ辛きんぴらの材料

材料

  • ※2人分   
  • つきこんにゃく(アク抜き済み) 180g
  • きび砂糖 小さじ2
  • 小さじ2
  • しょうゆ 大さじ1
  • 唐辛子(輪切り) 8切れ
  • サラダ油 小さじ2
  • かつお節 3g

こんにゃくのピリ辛きんぴらの作り方①|唐辛子オイルを作る

フライパンに唐辛子(8切れ)とサラダ油(小さじ2)を入れて弱火で加熱します。サラダ油に唐辛子の色味が移ったら、全体を別の容器に移します。
唐辛子と油を加熱する
サラダ油にほんのりと色が付いたら、唐辛子の辛み成分が溶け出したサインです

こんにゃくのピリ辛きんぴらの作り方②|こんにゃくを炒める

つきこんにゃく(1袋)を水洗いしてざるに取り、軽く水気を切ります。フライパンを中火で熱し、つきこんにゃくを加えて2分ほど乾煎りします。
乾煎りする
つきこんにゃくからキュッキュッという音が聞こえてきたら、水分が飛んだ合図です

こんにゃくのピリ辛きんぴらの作り方③|味付けをする

②にきび砂糖(小さじ2)を加えて溶けるまで炒めたら、酒(小さじ2)を加えます。酒の水分が飛んだらしょうゆ(大さじ1)を加え、さらに炒めます。
味付けをする
味の染み込みがよくなるよう、調味料は砂糖→酒→しょうゆの順で加えるのがポイントです。

こんにゃくのピリ辛きんぴらの作り方④|唐辛子オイルを戻す

③に①で作った唐辛子オイルを戻して炒めます。全体がなじんだら火を止め、かつお節(3g)を加えて和えます。
鰹節を入れる

こんにゃくのピリ辛きんぴらの作り方⑤|完成

器に盛ったら完成です。うま辛さが後を引くこんにゃくのピリ辛きんぴら。ふくよかな味わいの日本酒とともにお召し上がりください。
完成品
※記事の情報は2022年11月11日時点のものです。
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