電子レンジで味しみしみ! 簡単「肉豆腐」〈家飲みおつまみレシピ〉

味がもの足りなかったり、肉が固くなってしまったりと、簡単そうでいて実はコツが必要な「肉豆腐」。ポイントを押さえれば、やわらかく、じんわりと味がしみ込んだ肉豆腐が短時間で作れます! まろやかな日本酒とともに、ぜひお楽しみください。

ライター:いのうえ陽子いのうえ陽子
メインビジュアル:電子レンジで味しみしみ! 簡単「肉豆腐」〈家飲みおつまみレシピ〉

肉豆腐を美味しく仕上げるには?

居酒屋のおつまみとしても定番の「肉豆腐」。甘辛い味付けの肉豆腐は、甘口で口当たりのやさしい日本酒とよく合います。

シンプルな料理だからこそ火加減ひとつで仕上がりに大きな差が出ますが、電子レンジを使うと誰でも簡単に美味しく作ることができるんです。ポイントは以下の2つ!

Point 1. 豆腐と肉は‟二段階で”加熱!
水分を多く含む豆腐は、牛肉に比べて味がしみ込むのに時間がかかります。最初に豆腐を調味料とともに加熱し、あとから牛肉を追加して加熱をすることで、両方の食感を保ったまま、しっかりと味をしみ込ませることができます。

Point 2. ‟正方形で大きめ”の容器を使う!
正方形の耐熱容器
内容量1100ml(幅156mm×奥行156mm×高さ83mm)、耐熱温度140℃の容器を使用しました
正方形で大きめの容器を使うことで、容器内の空気が大きくまんべんなく対流し、熱が均一に通りやすくなります。このレシピでは、比較的手に入れやすく使い勝手のよい正方形1100mlサイズのポリプロピレン製食品密閉容器を使用しています。

肉豆腐の材料

材料

  • ※2人分   
  • 牛薄切り肉 100g
  • きび砂糖 大さじ1
  • 大さじ1
  • 焼き豆腐 200g
  • 玉ねぎ 50g
  • だし(このレシピでは有塩のだしパックでだしを取っています) 150ml
  • みりん 大さじ2・1/2
  • 醤油 大さじ2・1/2
  • 九条ねぎ 20g

肉豆腐の作り方①|食材を切り、肉に下味を付ける

1.玉ねぎ(50g)は繊維に逆らって薄切りに、九条ねぎ(20g)は斜め切りにします。焼き豆腐(200g)は4等分に切り、牛肉(100g)は大きければ4cm幅に切ります。
玉ねぎは繊維に逆らって切る
玉ねぎは繊維に逆らって切ることで、味のしみ込みがより早くなります

2.ボウルに牛肉、きび砂糖(大さじ1)、酒(大さじ1)を入れてもみ込み、下味を付けます。こうすることで、肉に味がしみやすくなり、食感もやわらかく仕上がります。

肉豆腐の作り方②|豆腐と野菜を加熱する

ポリプロピレン製保存容器に①の豆腐、玉ねぎをまんべんなく並べ、だし(150ml)、みりん(大さじ2・1/2)、醬油(大さじ2・1/2)を加えて軽くフタをのせ、600Wの電子レンジで5分間加熱します。
肉以外の材料を入れる

肉豆腐の作り方③|肉を加熱する

①の牛肉を豆腐の上に並べ、軽くフタをして600Wの電子レンジで1分間加熱します。
肉を入れて加熱する

肉豆腐の作り方④|肉を蒸らす

加熱後にフタを開け、菜箸などを使って火の通っていない牛肉を煮汁に浸けます。フタをしっかりと閉めて、1分間蒸らします。
フタを閉めて一度蒸らす
フタを閉めて一度蒸らすことで、電子レンジによる加熱ムラを解消することができます
  
蒸らした後の様子
蒸らした後の様子。肉にしっかりと火が通っていることがわかります

肉豆腐の作り方⑤|完成

器に盛りつけ、九条ねぎを散らしたら完成です! 甘じょっぱい煮汁がしみ込んだアツアツの肉豆腐は、思わず顔がほころぶ美味しさ。甘口の日本酒とともにぜひどうぞ。
完成品
※記事の情報は2023年3月10日時点のものです。
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