【たけのこのおつまみ】水煮でもOK! たけのこを味わい尽くすベジつまみ
春が旬の生たけのこでも、一年中手に入る水煮たけのこでも、おいしく作れるベジつまみ3品をご紹介! 薬味やスパイスを効かせたレシピから、まるで鶏肉?!な食感が楽しめる1品まで、たけのこを味わい尽くします。
たけのこでデトックス! 体に優しいベジつまみ
この連載では野菜が主役のお酒に合うベジつまみを紹介しています。
今回の主役は、“たけのこ”です。
たけのこは炊き込みご飯や汁ものの具、また中華風の炒めものなどにも使われますが、頻繁に食卓にのぼることは少ない野菜かもしれません。
ですが、たけのこの栄養価は案外高いのです。
まず、お腹をすっきりさせてくれる食物繊維がとても豊富。さらに余分な水分を追い出すカリウムも多く、デトックスに最高です。低カロリーなのでダイエットにもいいですが、タンパク質も含みます。また、アミノ酸の一種、チロシンという栄養素はやる気アップやストレス緩和にもいいのだそうです。
旬の時期には生のたけのこが一番。
「下処理が面倒」と思うかもしれませんが、基本は茹でるだけ。アクをのぞくため、米糠を一握り入れたたっぷりの湯で、皮ごと40〜60分、柔らかくなるまで茹でます。根本の固い部分は切り落とし、穂先にも切れ目を入れ、さらに皮に縦に切れ目を入れておくと、早く火が通りますよ。
下処理が面倒だったり、春以外にたけのこを食べたくなったら、一年中手に入る水煮タイプを使ってもOKです。さっそくおつまみをつくっていきましょう!
たけのこのおつまみ①|たけのこのにんにく炒め
たけのこはクセがないので、にんにくもよく合います。パンチがあってビールのすすむ味ですよ。
●たけのこのにんにく炒め(2人分)
材料
- 水煮または下茹でしたたけのこ(食べやすいサイズに切る) 80g
- ▼(A)
- ・しょうゆ 小さじ1
- ・酒 大さじ2
- にんにく(粗みじん切り) 1片
- 万能ネギ(小口切り) 3本
- ごま油 大さじ2
- 塩麹 小さじ2
- レモン果汁 小さじ1
作り方
- たけのことAを小鍋に入れて混ぜる。蓋をして中火にかけ、1分蒸し煮する。
- フライパンにごま油を熱してにんにくを炒める。香りが立ったら1を炒め合わせる。
- 塩麹とレモン果汁、万能ネギを混ぜて火を止める。器に盛って完成。
たけのこのおつまみ②|たけのこのスパイシーめんま風
茹でた青梗菜やレタスを添えて、一緒に食べるのもおすすめです。
●たけのこのスパイシーめんま風(2人分)
材料
- 水煮または下茹でしたたけのこ(食べやすいサイズに切る) 100g
- ごま油 適量
- ▼(A)
- ・しょうゆ 小さじ1
- ・塩 小さじ1/4
- ・酒、みりん 各大さじ2
- ・黒胡椒 小さじ1/4
- ・ラー油 小さじ1/4
- ・おろしにんにく 小さじ1/4
- 青梗菜(茹でたもの) 適量
作り方
- 水煮たけのこを使う場合はさっと茹でて、くさみをとる。下茹でしたたけのこを使用する場合はそのままで。
- ごま油を熱して1を炒め、Aを加えてしっかり煮絡める。
- 器に盛り、茹でた青梗菜などを添える。
たけのこのおつまみ③|たけのこの肉団子風
たけのこは潰したりすりおろすと繊維が出て、まるで鶏肉のような食感に。さらにオートミールのつぶつぶ感がひき肉のようになって、「おっ」と驚くおいしさのヴィーガンレシピです。
味付けはシンプルにケチャップも合いますし、酢醤油などお好みのものでどうぞ。
●たけのこの肉団子風(2人分)
材料
- ▼(A)
- ・水煮または下茹でしたたけのこ(すりおろす) 70g
- ・オートミール(クイックタイプ) 50g
- ・玉ねぎ(みじん切り) 20g
- ・片栗粉 大さじ2
- 揚げ油 適量
- ケチャップ 適量
作り方
- Aをボウルで混ぜ、団子状に丸める。
- 熱した油で1をカラリと揚げる。
- 皿に盛り、ケチャップとクレソンなどを添える。
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※記事の情報は2023年3月27日時点のものです。
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