新しくなった「よなよなエール」を飲んでみた。

名古屋の酒問屋イズミックの青田が、いま注目のお酒の情報をバイヤー目線でお届けします! 今回はこの秋20年の節目を迎え初のリニューアルとなった「よなよなエール」をご紹介します。

ライター:青田俊一青田俊一
メインビジュアル:新しくなった「よなよなエール」を飲んでみた。

20周年の節目で初のリニューアル、生まれ変わった「よなよなエール」。

8月末の某日、「よなよなエール」の製造元のヤッホーブルーイングさんから「よなよなエール」リニューアルのご案内。20周年の節目を機に「クラフトビールの王道の味わい」を目指しブラッシュアップを図るとのこと。20年にして初のリニューアル、これはよなよなファンの私としては見過ごすわけにはいきません。10月中旬より順次切替ということなので、早速リニューアル後の商品を調達してきました。
20周年の節目で初のリニューアル、生まれ変わった「よなよなエール」。
で、リニューアル前(左)とリニューアル後(右)を並べてみました。デザイン的に変わった点は、“香りのエールビール”が“クラフトビール”になった点と、月の黄色と麦畑の緑色が鮮やかになった点の2点でしょうか、ぱっと見では気づかないかもしれません。
リニューアル前(左)とリニューアル後(右)を並べてみました
で、裏面は大きくリニューアルされています。左がリニューアル前、右がリニューアル後です。新しいほうは、なんかぐるぐるしておりますが、ホップを前面にブラッシュアップしたので飲んでみたまえ、と訴えているようです。ホップ中毒の私としては早く飲めと言わんばかりなので、お楽しみの試飲タイムです。

飲み比べてみた。

飲み比べてみた。

では、注いでみます。当然ながら色では区別つきません。が、リニューアル後のほうは注いだ瞬間から爽やかな柑橘の香りが漂います。それでは飲み比べです。苦味についてはリニューアル後のほうがやや強めに感じます。個人的には絶妙に好きな苦さです。また同時に柑橘系のフルーティーな感じも持ち合わせているので飲みやすく仕上がっています。ホップの香りも強く、全体的に華やかな印象にブラッシュアップされている印象です。この手の華やかなエールビールは、その華やかさが仇になって飲み飽きしてしまう傾向が強いのですが、これはそんなことなく飲み飽きしないバランスのよい仕上がりだと思います。単体でも楽しめますが、食事との相性も抜群だと思うので、せっかくの食欲の秋、旬の食材とのペアリングがオススメです。

というわけで、ぜひ新しくなった「よなよなエール」で秋の味覚と家飲みをお楽しみください。
 

よなよなエール(新)【商品概要】

  • 産地:長野県
  • アルコール度数:5.5%
  • 容器 / 容量:缶 / 350ml
  • 参考小売価格:248円
  • 製造元:ヤッホーブルーイング
※記事の情報は2017年11月6日時点のものです。
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