アウトドアにも使える! カリフォルニアからやってきた本格派パックワインを飲んでみた。
名古屋の酒問屋イズミックの青田が、いま注目のお酒の情報をバイヤー目線でお届けします! 今回はアウトドアでも活躍しそうなカリフォルニアのパックワインをご紹介します。
気軽に本格ワインが楽しめる“ボタ・ボックス”シリーズ
今回ご紹介するのはアメリカ・デリカート社の“ボタ・ボックス”シリーズです。“ボタ・ボックス”シリーズは全米で年間600万箱(9L換算)も売れる大ヒットブランド。カリフォルニア産ぶどうを100%使用したセパージュワインで、アメリカのワイン専門誌「ワインエンスージアスト」にて2011年~2017年の間に40回ものベストバイ賞を受賞する本格派ワインです。
3月より日本で販売されているのが、白は“シャルドネ”と“ピノ・グリージョ”の2種、赤は“カベルネ・ソーヴィニヨン”と“メルロー”の2種の合わせて4品種。容量500mlのパックワインということでお手軽に購入できそうですが、その味わいの実力はいかに?というわけで早速お楽しみの試飲タイムです。
白ワインを飲んでみた
カリフォルニアの白と言えばやっぱり王道のシャルドネということで、まずはシャルドネから試飲してみます。色は教科書的なカリフォルニアのシャルドネと比べるとやや淡い印象。香りも樽香がばんばんというタイプではなく、トロピカルな甘い香りがするタイプです。味わいはクリーミーな口当たりにしっかりした果実味があって、カリフォルニアのシャルドネらしいふくよかな印象で万人受けしそうな親しみやすいワインです。
お次はピノ・グリージョです。ピノ・グリージョらしい淡い色合いで、ほんのりと柑橘系の香り。味わいは酸味が爽やかですっきりとした印象。きりっと冷して飲むと良さそうなので、まさにアウトドアにうってつけかもしれません。
※写真ではほとんど色の差が分かりませんが、左のグラスがシャルドネ、右のグラスがピノ・グリージョです。
赤ワインを飲んでみた
こちらもカリフォルニアの赤の王道と言えばやっぱりカベルネ・ソーヴィニヨンということで、こちらから試飲してみます。色は教科書的なカベルネ・ソーヴィニヨンと比べると淡い印象ですが、香りのほうは野性味あふれるスパイシーなカベルネ・ソーヴィニヨンらしい香りです。味わいはしっかりとした果実味があり、タンニンはやや控えめ、そんなに重厚でパワフルな印象ではないので、万人受けしそうな味わいになっていると思います。シンプルな肉料理との相性は抜群だと思うので。バーベキューにはにもってこいです。
お次はメルローです。こちらもメルローにして少し淡いかなという色合い、香りはおとなしめでほんのり熟した果実の香り。味わいはフルーティーな果実味とやさしい酸味、余韻はふんわり残ります。いい意味で主張しすぎないオールラウンダーな味わいのワインです。少し冷して楽しんでもよさそうです。
※赤のほうも写真ではほとんど色の差が分かりませんが、左のグラスがカベルネ・ソーヴィニヨン、右のグラスがメルローです。
アウトドアにもってこい
3Lサイズはワインがプラスチックフィルム製内袋に入ったバッグインボックスタイプ。開栓後もワインが空気に触れにくい仕様になっているため、約1ヶ月新鮮な風味が保てるそう。
気軽に楽しめて、味わいは本格的。“ボタ・ボックス”シリーズはレジャーシーン、家飲みのどちらでも強い味方になりそうです。
【商品詳細】ボタ・ミニ・シャルドネ、ボタ・ミニ・ピノ・グリージョ、ボタ・ミニ・カベルネ・ソーヴィニヨン、ボタ・ミニ・メルロー
- 容量:500ml / 紙パック
- 参考小売価格:800 円(税別)
- 輸入元:アサヒビール株式会社
【商品詳細】ボタ・ボックス・シャルドネ、ボタ・ボックス・ピノ・グリージョ、ボタ・ボックス・カベルネ・ソーヴィニヨン、ボタ・ボックス・メルロー
- 容量:3L / バッグ・イン・ボックス
- 参考小売価格:3,900 円(税別)
- 輸入元:アサヒビール株式会社
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