シティ・オブ・ロンドン・ディスティラリー
ロンドンのジン巡りの3回目はシティ・オブ・ロンドン・ディスティラリーです。地下にある蒸留所にバーを併設していて、美しい蒸留器を眺めながらジンを嗜むことができる人気スポットをご紹介します。
バー併設の蒸溜所
バス停から地図を頼りに歩いていくと蒸溜所はすぐにみつかりました。一見ふつうのパブに見えますが、階段を降りていくと思ったよりも広いバーが現れ、奥に蒸溜釜が並んでいました。
毎日開催ジンセミナー
バーの奥、蒸溜室の隣にある小部屋がセミナールームです。8人掛けのテーブルが2卓あり、私が到着した時にはすでに参加者は揃っていました。
セミナーでは最初に自慢のジントニックが振る舞われます。急いでやってきたのでこれはうれしかったです。ウエルカムドリンクの一杯をゴクリ。ふぅーっと力が抜けリラックスします。
若い男性の講師は、ジントニックをすすめながら、どこから来たのかと参加者に尋ねていきます。ブラジル、ドイツ、ベルギーなどさまざまな答えが戻り、外国人観光客が多く参加しているのだとわかりました。
セミナーは説明・試飲・見学
レクチャーは早口の英語で写真や図も使いません。早すぎて半分も聞き取れず、随所でジョークを飛ばす参加者たちにまったくついていけません。とはいうものの内容はジンの基本的なことなので、英語が不得意でもジンのことを少し知っていれば聞き取れる数少ない単語から、大体何の話をしているのか見当がつきます。
テイスティングは4種類
蒸溜室ではボタニカルを投入
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