籠ってわかった外飲みのここが好き
酒好きほぼ100人に聞くアンケート「酒飲みのミカタ」。今回は「籠ってわかった外飲みのここが好き」と題して、外飲みの魅力についてお聞きしました。コロナ禍の行動規制は徐々に緩和され、居酒屋やレストランで会食ができるようになってきました。長く籠っていたから感じる、外飲みの魅力とは?
4月以降、半分は外飲みをせず
次に外飲み習慣のない方を除いた方(107人)に、緊急事態宣言が発せられた4月以降、6月下旬までの間に外で飲んだ経験を聞くと、もっとも多かったのは「一度もない」の47%、続いて「1~2回」の32%、「3~4回」7%、「5~6回」3%と、外で飲む回数が増えるにつれて少なくなっていました。この期間は外飲み習慣のある方の大半が外では飲んでいなかったと言えそうです。
外飲みしたのは「自宅近くの飲食店」が最多
ニューノーマルといわれるコロナ禍後の生活では、在宅勤務を継続する人が少なくないと言われます。感染の第2波、第3波を防ぐためにも不要不急の出社を求めない働きかたが定着しそうです。外飲みは都心の盛り場から住宅地の周辺にシフトする動きが出てくるのではないでしょうか。
外飲みの魅力は「おいしい料理とおいしい生ビール」
外飲みは気分転換、同じ酒でも家飲みとは違う
このように見てくると外飲みの魅力は、多くの人にとって「気分転換できて、おいしい料理と酒が楽しめる場」となりそうです。ただし、外飲みの高頻度ユーザーでは趣が少し異なります。彼らから寄せられたワードは「習慣・日常」「なくてはならない」「娯楽」であり、「気分転換」のようなイベント感のあるワードは出てきません。
リモート飲み会の経験者は3割
一方、マイナス評価で多かったのは、技術的な問題やまだ上手な進め方が定まっていないことに起因するもの、例えば「時間制限がなくだらだらしてしまう」「電波状態が悪いとストレス」「飲みすぎる」「話し出すタイミングが難しい」「大勢だとうまく進まない」などの声です。また、リアルな飲み会でないと解決が難しい「同じものを飲んだり食べたりできない」「ワイワイする臨場感がない」「自分で料理と酒を用意するのが面倒」「用意した酒や肴を比べられるようなのが嫌」という感想が寄せられました。
調査時期:2020/6/19~6/24
調査方法:インターネットによる自記入式アンケート
サンプル数:147人(お酒好きな人)
※記事の情報は2020年7月7日時点のものです。
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