意外な組み合わせも!?チョコとお酒のマリアージュを試してみた。
名古屋の酒問屋イズミックの青田が、いま注目のお酒の情報をバイヤー目線でお届けします! 今回はバレンタインデー目前ということで、チョコレートとお酒の組み合わせについてご紹介します。
定番はやっぱりウイスキー
チョコレートとお酒と言われると、まっさきに思い浮かぶのが、スナックのチャームで出てくるチョコレートとウイスキー、という貧困な発想しか持ち合わせていない寂しいアラフォー男なので、とりあえず定番のウイスキーから合わせてみます。
原料にコニャックがはいっているのだから合わないわけがありません、ということでやっぱり文句なしに合います。個人的にはバニラの風味の強いバーボンが合うのではと思います。
また、ウイスキーでもスモーキーなタイプには、カカオ含有率の高いビターチョコのほうがおすすめです。
ビールならスタウト
ビターなチョコに合わせるならビターなお酒、ビターなお酒といえばやっぱりビールでしょう。ということで、ビターチョコには麦芽の香ばしいダーク系ビールと合わせてみます。今回はスタウトをチョイスしました。
赤ワインなら果実味重視
ワインの中でも個人的な好みの果実味が凝縮した濃い赤ワインと合わせたいと思います。
今回用意したのは丸い小石を意味する「ガレ」。薄いチョコレートの中にガナッシュが入ったチョコレート。ガナッシュのフルーティーな風味と赤ワインの果実味が合います。赤ワインはカベルネ・ソーヴィニヨンやシラーズなどのパワフルな果実味を持つタイプ、ニューワールドのほうがこのタイプは多いと思います。
果実×果実でスパークリングワイン
キャッチコピー通りのフルーティーな果実感とスパークリングワインの果実感が合います。合わせるならシャンパーニュのような繊細なタイプではなく、アスティのような甘口タイプのほうがぴったりくると思います、お値段も手軽ですし。手軽にゴージャスな雰囲気が楽しめるのでおすすめです。
ミルクチョコとにごり酒
そして、それすらもらえそうもないので自腹で用意した「チロルチョコミルク」に合わせるのは同じくミルキーなにごり酒です。
この組み合わせがどうかと申しますと、チロルチョコの甘さと、にごり酒の甘さが絶妙に合うような、ちょっとくどいような。好きな方は好きかもしれません、一度お試しを。ちなみににごり酒はできるだけ甘めのものをお選びください。
でもやっぱり個人的に一番好きなのは、綺麗なお姉さんのいるお店で飲むウイスキーとポッキーの組み合わせかもしれません。
※記事の情報は2018年2月14日時点のものです。
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