シングルモルトとチョコレートのマリアージュを体験してきました。
ウイスキーとチョコレートといえばテッパンの組み合わせ、というイメージはあるのですが、ウイスキーもチョコレートも千差万別。今回は、選び方や楽しみ方のヒントを得るべく、スコットランド・スカイ島生まれのシングルモルト、タリスカーとチョコレートのマリアージュが体験できるイベントにお邪魔して、お話をうかがってきました。
・ストレート
・スパイシーハイボール
・ホットウイスキー
・ロック
の4つのスタイル。
それぞれの組み合わせの美味しさのポイントをボブさんにお聞きしました。
ストレート × カカオ90%
◆ボブさんに聞きました!
カカオ感がしっかりあって、ものすごーく熟成した果実のような濃厚な「カカオ90%」には「ストレート」がおすすめ。タリスカーはアルコール度数45,8%でウイスキーの中でも高めなのですが、チョコを食べてからタリスカーを一口含むと、チョコレートの油脂がアルコールで揮発して、隠れたフルーティーさが舌の上ではじけます。
▼合わせたチョコはコレ!《リンツ エクセレンス 90%カカオ》
スパイシーハイボール × キャラメルシーソルト
◆ボブさんに聞きました!
冷たい飲み物はチョコレートが溶けず味を感じにくくなってしまうので、実は合わせるのが難しい。でもこの「キャラメルシーソルト」はキャラメルがフレーク状になっていて、噛んで食べるタイプなのでイイんです。タリスカーと「キャラメルシーソルト」には、ほのかな塩味、樽香、バニラ感など共通点があって、引き立て合う組み合わせです。
▼合わせたチョコはコレ!《リンツ エクセレンス キャラメルシーソルト》
ホットウイスキー × フランボワーズ
◆ボブさんに聞きました!
タリスカー10年は、ほのかに感じる海の潮風のような風味とピートのスモーキーな香りに加え、裏側にドライフルーツの甘み、のどの奥に漂うペッパーの残り香が味わいの特徴ですが、ベリー系の酸味も実は隠し持っています。ホットにするとさらにその酸味が際立ってきて、フランンボワーズの酸味と相性がいいんです。
▼合わせたチョコはコレ!《リンツエクセレンス フランボワーズ》
ロック × チリペッパー
◆ボブさんに聞きました!
舌がヒリヒリするような唐辛子の刺激を、ロックスタイルのタリスカー10年で少し冷やしてあげる感じ。最後にお互いのスパイシーさが引き立ちます。僕が一番感動した組み合わせです。
▼合わせたチョコはコレ!《リンツ エクセレンス チリペッパー》
美味しいチョコレートに触れ合う機会の多いこの季節、皆さんもお酒とチョコレートのお気に入りマリアージュを見つけて家飲みしませんか?
※記事の情報は2018年2月13日のものです。
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