海外で高評価!パーカーポイント92点の日本酒を飲んでみた。

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今回はワインの世界的格付け会社として知られるロバート・パーカー・ワイン・アドヴォケートにて92点の高得点を獲得した日本酒をご紹介します。

ライター:青田俊一青田俊一
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海外で評価された純米大吟醸

いよいよ春も本番、春の香りに誘われてついつい外へふらふらと飲みに行ってしまっていたため、「飲んでみた」シリーズの更新をサボってましたが、今回は久しぶりに家で飲んでみました。

今回ご紹介するのはロバート・パーカー・ワイン・アドヴォケートにて92点の高得点を獲得した“ワイン”ではなく、なんと“日本酒”です。その日本酒とは「銘酒 蔵元探訪記」にて取材させていただいた「梅錦」の純米大吟醸。蔵元訪問記での梅錦山川・藤原社長の取材の際に、日本酒なのにロバート・パーカー・ワイン・アドヴォケートで高得点を獲得した日本酒があることを知り、これはただただ飲んでみたい……もとい、みなさまにぜひ紹介しなければと思いましたので、たいへん恐縮ですがレビューさせていただきたいと思います。
「梅錦」の純米大吟醸
梅錦 純米大吟醸は1983年に発売を開始した梅錦のロングセラー、「赤箱」の愛称で愛され贈り物にも重宝されてきた商品です。私よりちょっとだけ年下ですね。先述したように2016年にロバート・パーカー・ワイン・アドヴォケートにて92点の高得点を獲得、2017年にはフランスで初めて開催された日本酒の品評会「KURA MASTER」の純米大吟醸部門にてプラチナを獲得するなど、世界的にも高く評価されています。これは期待せずにはいられません、というわけでお楽しみの試飲タイムです。

飲んでみた。

梅錦 純米大吟醸
それでは開栓です。注ぐとりんごのような甘くて華やかな吟醸香が漂います。口に含むと力強く濃い味わいで、厚めのボディに酸味と甘みが乗ってきます。余韻も長く、これ単体でも楽しめそうなしっかりとした酒質です。シンプルに和食のみならず、白身魚のムニエルやアクアパッツァなどあっさりした洋風の料理にもマッチしそうな味わい、チーズと合わせても良さそうです。さすが海外で評価された日本酒です。

純米大吟醸なので、デイリーではなかなか飲めないと思いますが、何か特別なときにぜひオススメしたい1本です。特別な日の特別な家飲み、梅錦の「赤箱」でちょっと贅沢はいかがですか。
 

梅錦 純米大吟醸【商品概要】

  • 製造元:梅錦山川
  • 産地:愛媛県
  • アルコール度数:16度以上17度未満
  • 容器 / 容量:瓶 / 720ml
  • 参考小売価格:4,000円(税別)
※記事の情報は2018年3月27日時点のものです。
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