餃子研究家・橘田いずみさんオススメ! 市販の餃子が3倍美味しくなる手作りだれ

ビールといえば餃子、ハイボールにも餃子、チューハイにもやっぱり餃子。とにかく夏の暑い日にはゴクゴク飲めるお酒と餃子があれば、それだけで幸せになれます。そして、「あー、餃子が食べたい!」と思った時にすぐ食べられるのが市販の餃子。焼くだけ、ゆでるだけ、チンするだけ!そんな市販の餃子をおいしくしてくれる簡単つけダレをご紹介します。
教えてくれるのは声優であり「餃子研究家」としても知られる橘田いずみさん。レシピ本も出版や餃子の料理教室を開催するなど、プロ顔負けの腕を持つ橘田さん直伝のタレを、編集部が再現してみました!

ライター:nonnon
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この人に聞きました!

橘田いずみさん

声優・餃子研究家 薬膳アドバイザー2008年から声優活動を開始。数々の人気作品に出演。餃子研究家としても雑誌、テレビ、などのメディアやイベントで活躍中。

橘田いずみさん

肉のうまみたっぷりの餃子を引き立てる【レモンこしょうだれ】

橘田:酢とこしょうで餃子を食べるのが一般的になりましたが、夏よりさっぱり、柑橘の香りもさわやかな「レモンこしょう」を試してほしいですね。合わせる餃子は肉のうまみが感じられるガツンと系。市販のものならセブンイレブンの「あらびき黒こしょう香る 焼き餃子」がイチオシです。レンジで温めるだけなのに本格的な焼き餃子の味わいが楽しめます。セタレがいらないくらいしっかり味がついているので、レモンこしょうだけで十分です。
冷凍の餃子や生餃子を買ってきて焼く場合には、焼き目をつけて香ばしさを出すのポイントです。

レモンこしょうだれの材料

材料

  • レモン汁 大さじ1
  • 大さじ 1
  • こしょう 適量
レモンこしょうだれで餃子を食べる

もっちりつるりの水餃子には甘めの【みそダレ】

橘田:どちらかといえば餃子は“焼き”が好きですが、夏の暑い時期には水餃子も食べたくなります。水餃子は熱々はもちろん、冷やして食べても意外においしいんですよ。水餃子は市販のものでも皮がもっちりしているものが多いので、あわせるのはコクのある「みそだれ」みそとはちみつ、酢、ラー油が入っていて、みそのコクと甘さをラー油と酢で引き締めています。お好みでラー油の量は調整してみてください。

みそだれの材料

材料

  • みそ 大さじ2
  • 大さじ1
  • はちみつ 小さじ2
  • 適量
  • ラー油
みそだれで餃子を食べる

手作りするならこれ! キュウリ入り餃子には【四川だれ】

橘田:手作りで餃子を作るときには具材にいろいろなものを入れます。レンコンや小松菜、切り干し大根など、野菜を入れると食感もよくヘルシーな感じになりるので気に入っています。夏のイチオシは「キュウリ入り餃子」。細かく刻んだきゅうりを塩もみして水分をしぼり、肉あんと混ぜるだけ。水っぽさはなく、キュウリの食感が楽しい夏餃子です。焼き、水餃子どちらでも美味しくたべられます。合わせるのはピリ辛の「四川たれ」。豆板醤やラー油の量を調整して、辛さを際立たせることもできます。味が濃いめなのでビールやチューハイなどお酒がすすみますよ。

四川だれの材料

材料

  • 長ねぎのみじんぎり 大さじ1
  • おろししょうが 大さじ1/2
  • おろしにんにく 1/2片
  • しょうゆ、酢 各大さじ1/2
  • 甜麵醬 小さじ1
四川だれで餃子を食べる

これもポイント!

5秒で包める⁉ 三角包み

手作り餃子は「包むのが面倒」「形がうまく作れない」という人も多いはず。でも、最強に簡単な包み方「三角つつみ」なら誰でも失敗なく、手早く餃子がつくれます。橘田いずみさんに教えていただいた「きゅうり餃子」もこの方式で作ってみました。皮の真ん中にあんをのせたら、人差し指と親指で皮をつまんで立ち上げ、上からみて三角になるように中心に寄せて形を整えるだけ。ひだを寄せる必要がないので、不器用さんでも失敗なし!簡単なわりに見栄えもいいので、餃子パーティーなどにも向いています。

    
橘田:手作り餃子ではレンコンや小松菜などの野菜やしらす、ひじきを入れることもあります。365日食べていても飽きないほど奥が深い食べ物。具材やたれを変えれば、餃子の味は無限大に広がります。ぜひ、いろいろな食べ方で楽しんでみてください。


※記事の情報は2018年7月6日時点のものです。
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