《イエノミ ゆるゆる試飲会②》果汁たっぷり「搾り系」缶チューハイを飲み比べてみた!
これから発売される秋の新フレーバーもあわせてご紹介します!
家飲みシーンの拡大や商品ラインナップの多様化などを背景に、売り上げを伸ばし続けているRTD(Ready to Drink:蓋を開けてすぐにそのまま飲める飲料)商品。今回はその中でも、お店で飲むようなリアルな果実感と飲みやすさで特に女性に人気の高果汁缶チューハイに注目! 定番の「レモン系」「グレープフルーツ系」に的を絞って飲み比べてみました。
好きなお酒:ギネスビール一択!
好きなお酒:日本酒(特に燗酒だといくらでもイケる)
好きなお酒:やっぱりビールがいちばん!
好きなお酒:アルコールが入っていればなんでもウェルカム
搾り系缶チューハイを美味しく飲むためのお作法
レモン編
オープン価格
果汁12% アルコール分6%
原材料:レモン、ウオッカ、レモンリキュール
●アサヒビール「贅沢搾りレモン」
小売希望価格:141円
果汁14% アルコール分4%
原材料:ウオッカ、レモン果汁、糖類、酸味料、香料
●サントリースピリッツ「こくしぼり〈レモン&ライム〉」
小売希望価格:141円
果汁11% アルコール分6%
原材料:レモン、ライム、スピリッツ、レモン浸漬酒、糖類、酸味料、香料、炭酸ガス含有
●サントリースピリッツ「こくしぼりプレミアム〈贅沢レモン〉」
小売希望価格:170円
果汁14% アルコール分7%
原材料:レモン、スピリッツ、レモンピール浸漬酒、焼酎、レモン蒸留酒、糖類、酸味料、香料、酸化防止剤(ビタミンC)、炭酸ガス含有
A:まずは、レモンフレーバーを飲み比べてみましょう。
液体の色を比較してみると「本搾り」が一番濃く濁っていて、次に「贅沢搾り」。「こくしぼり」と「こくしぼりプレミアム」はわりと透明に近いですね。
A:味のほうはどうでしょうか?
一同:ゴクリ、ゴクリ。
Y:「本搾り」はちょっと苦い気がする。
A:糖類が入ってないからですかね。入っているのはほんとうに果汁とお酒だけ。
S:へー! 人工甘味料も入ってないんだ。そう言われると、お酒を水で割ってレモン果汁を入れるとこんな味になりそうだね。
E:レモンの皮の風味が結構しますね。甘くないリモンチェッロみたいな。
S:わりと酸味が立っているからトマトソースのパスタやピザなんかと合いそうだね。
E:「贅沢搾り」のほうは香料が入っているからか、ちょっと華やかな感じがしますね。カクテルっぽいというか。どこかシナモンに似た香りもします。
A:結構甘さも感じますね。
Y:「本搾り」が混じりけのなさがポイントだとすると、「贅沢搾り」のほうは趣向を凝らしている感じがするよね。
S:うん。好みかどうかは別にして、色々工夫しているんだろうなって気はする。
A:「こくしぼり」はレモンだけじゃなくライムも入っていますね。
S:これは、結構すっきりした味だね~。
Y:「本搾り」よりもさらに酸味が強い。
E:甘酸っぱさと炭酸のシュワシュワがメインで、味がすごくシンプル。
Y:「本搾り」は苦みも感じたけれど、「こくしぼり」はそれがないよね。
S:これ、餃子と相性良さそう。
E:餃子いい!
A:あと、これからの季節だとサンマの塩焼きにも合いそうです。
E:うん。サバの塩焼きとか、レモンを絞って食べるような脂多めの焼き魚に合いそうですね。
E:「こくしぼりプレミアム」の味は、居酒屋で飲むレモンサワーに近いですよね。
Y:ああ、生レモンサワーね。レモンの皮の風味がするからね。
S:確かに割材が居酒屋で使っているものに似ている気がする。それを濃く入れた感じ。
E:それに結構甘いですね~! この4本の中で一番甘い。
Y:イメージとしては、レモンピールの砂糖漬けって感じかな。
A:そうですね。デザート感覚に近いので、食事と一緒にっていうよりも食後にゆっくり飲んだほうが気分に合いそうです。
それに他の3本よりちょっとお値段高めなので、特別感もありますね。
S:少しトロミも感じられるから、もしかするとスパイシーなカレーとかカレーパンには合うかも。
グレープフルーツ編
オープン価格
果汁28% アルコール分6%
原材料:グレープフルーツ・ウオッカ
●アサヒビール「贅沢搾りグレープフルーツ」
小売希望価格:141円
果汁41% アルコール分4%
原材料:ウオッカ、グレープフルーツ果汁、酸味料、香料
●サントリースピリッツ「こくしぼり〈グレープフルーツ〉」
小売希望価格:141円
果汁28% アルコール分5%
原材料:グレープフルーツ、スピリッツ、グレープフルーツ浸漬酒、糖類、酸味料、香料、炭酸ガス含有
A:続いて、グレープフルーツ味を飲み比べてみましょう。
まず液体の見た目の色ですが、それぞれ結構違いますね。濁り具合でいうと「本搾り」が一番。「贅沢搾り」はオレンジに近い明るい色味で、「こくしぼり」は「本搾り」よりも淡い感じです。
S:見た目ははっきり違うけど、味はどうなんだろうね?
一同:ゴクリ、ゴクリ。
Y:「本搾り」のグレープフルーツはやっぱり美味しいな~。ずっと変わらない味。
E:美味し~。安心して飲める感じです。
Y:完成されているよね。
E:良い意味で何も突出してないというか…。全体のバランスが良いんでしょうね。
S:アルコール感はきちんとあるけれど、それが味を左右するわけじゃないってことが良くわかるね。
Y:これはタン塩とかタレのカルビに合いそうじゃない?
A:焼肉パーティにもってこいですね。
E:今食べたい~(笑)
Y:あとお好み焼きとか。濃いめのタレを使う料理と一緒に楽しみたい感じ。
A:「贅沢搾り」はこの中で一番果汁量が多くて、41%も入っています。
Y:これはパッケージから判断するとピンクグレープフルーツを使っているんだね。
E:確かにそう言われると、普通のグレープフルーツよりも少し香りが強めですね。香りが華やかな分、ちょっとリッチな感じはしますね。
S:果汁量をここまで高めたのはすごいと思うけど、個人的にはもう少しシンプルな味のほうが好みかなー。
一人でしみじみ飲むっていうより、みんなと飲んだほうが楽しそうだね。
S:「こくしぼり」は、さっきのレモンフレーバーと同じで味がサッパリしているね。
A:なんだか爽やか~。
E:うん、キレがいいですね。口にあまり味が残らない感じ。
S:だから、ごはんを食べながら飲むのには良さそうだよね。
Y:たとえば中華料理とかにも合いそう。ホイコーロー定食とか。
S:飲み比べた3本の中で、一番上品な味という気がする。うまくまとまっていると思う。
E:「本搾り」はリアルな果実感がある分苦味も結構あるので、それがちょっと苦手な人に「こくしぼり」は好まれそうですね。
飲み比べてみて、分かったこと。
今回の飲み比べで意外な発見だったのは、果汁量だけが果実感を左右する要因ではないということ。どうやら、搾り系チューハイの美味しさの大きな決め手となっているのは「バランス感覚」にあるようです。今回飲み比べた商品は、果汁量の多さだけでなく、酸味、甘味、香り、アルコール感などあらゆる要素をうまく調和させることで、よりリアルな果実感を引き出している印象でした。
そして、そのバランス感覚を十分研究したうえで、なおかつ各メーカーともそれぞれのオリジナリティを表現していることに開発者の熱い思いを感じました。好みの問題はあるものの、どれも飲み飽きしない味に仕上げられていて、だからこそビールは苦くて飲み続けられない…という女性層からも支持を得ているのだと思います。
一人で、みんなと、食事と一緒に、お風呂上りに…。皆さまもぜひ、いろいろなシチュエーションで飲み比べてみてはいかがでしょうか?
※記事中のコメントはあくまでも個人の感想です。
実りの秋を先取り! これから発売される搾り系チューハイ
シークヮーサーならではの爽やかな酸味や皮の苦味を感じつつも、複数の柑橘果汁のハーモニーを楽しめる香味を実現しました。たっぷり果汁とお酒だけでできている、ギュッと搾った柑橘の奥深い味わいが楽しめる、食欲の秋にぴったりなチューハイです。
アルコール度数:5% 果汁:11%
メーカー:キリンビール
9/18発売|こくしぼり〈白ぶどう〉
白ぶどう果汁をたっぷり使用し、豊かな果実味が楽しめる味わいに仕上げました。
アルコール度数:5% 果汁:15%
メーカー:サントリースピリッツ
8/28発売| こくしぼりプレミアム〈贅沢カシスオレンジ〉
オレンジ果汁とブラッドオレンジ果汁に、こだわりのカシスリキュールを加えました。深みのある贅沢な味わいが特長です。
アルコール度数:5% 果汁:15%
メーカー:サントリースピリッツ
10/2発売|こくしぼりプレミアム〈季節の贅沢果実〉
西洋梨、りんご、白ぶどうの3種の果汁を贅沢に使用し、隠し味として白ワインを加えました。芳醇な果実味と華やかな香りが特長です。
アルコール度数:5% 果汁:15%
メーカー:サントリースピリッツ
9/19発売|アサヒ 贅沢搾りキウイ
キウイ果実1/2個分の果汁13%を使用しています。キウイ果実で複数の果汁をブレンドし、複雑味とバランスの良い味わいを実現しました。甘酸っぱいキウイ果汁を使用した爽やかな酸味が特長の味わいです。豊潤な香りとみずみずしい果汁感を楽しめます。
アルコール度数:4% 果汁:13%
メーカー:アサヒビール
※記事の情報は2018年8月26日時点のものです。
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