歩いて楽しむ酒⑥ バーボン蒸溜の仕組みを学ぶ、フォアローゼズ蒸溜所
歩いて楽しむバーボン第3弾。フォアローゼズ蒸溜所を訪れました。
おしゃれで上品なゲストハウス
そしてカウンターにはバーボン蒸溜の心臓部である連続式蒸溜器(ビアスティルと呼ばれる)の断面模型があります。原料の穀物の発酵液を加温し、下の段から蒸溜を繰り返して、香気成分は上に上に登って行きます。上に行くほど香気成分の純度は上がり最終的には純アルコールになりますが、バーボンは蒸溜時のアルコール度数が80度以下と定められており、どこまでアルコール純度を高めるかは目指すバーボンの酒質によって変わります。
また模型の右下側にタンクを伏せたような形の単式蒸溜器が見えますが、これが連続蒸留した蒸溜液の精留で使用するダブラーと呼ばれるものです。
蒸溜棟を見て行きなさい。自由に入ってかまわない
見事な木桶発酵
すっかり満足して表に出ると、日没が間近な空にはうろこ雲。秋のフォアローゼズ蒸溜所の訪問は忘れられないものになりました。
1224 Bonds Mill Rd, Lawrenceburg, KY 40342
http://www.kirin.co.jp/products/whisky_brandy/fourroses/
※記事の情報は2018年11月7日時点のものです。
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