余ったビールの活用法は本当か? 実際に検証してみました。
晩酌ビール、2缶目を開けたけれど飲みきれずに余ってしまった…ということありませんか? 捨てるのはもったいないし、もう飲めそうもないし…と葛藤したことのある方も多いのでは。調べてみると余ったビールにはいろいろな活用法があるようです。本当に「使える」のか? 実際に試してみました!
余ったビールの活用法①「天ぷらの衣にビールを入れるとサクッと揚がる」を検証
ではビール入りの天ぷらを作ってみます。
鶏むね肉をそぎ切りににして、ビールでさっくり溶いた天ぷら粉にくぐらせ、180℃の油で揚げました。
ビールを入れず、全量水で溶いた衣で揚げたバージョンも同時に作って食べ比べてみます!
水で溶いた衣で揚げたものは、初心者らしく衣がところどころはがれ、べたっとした残念な仕上がりに。一方、ビールを入れた衣で揚げたものは、衣が薄くついて見た目も美しい仕上がりに。中はジューシーで外はさっくりという天ぷららしい天ぷらになりました。ビール入り、腕前に自身のない人には特におすすめです!
おすすめ度 ★★★★★
余ったビールの活用法②「煮込み料理に使うと肉が柔らかくなる」を検証
塩こしょうをもみ込んだスペアリブをビールに30分ほど漬け込んだ後、キッチンペーパーで水分をふきとり、フライパンで表面を焼いてから、漬け込んだビールにしょうゆ、ハチミツを加えて、スペアリブを40分ほど煮込みます。
ビールで漬け込まず、水に変えたバージョンも作って食べ比べます!
調理の注意点は火加減。通常の水や酒で煮込む方法より早く水分がなくなくなるのでこまめにチェックしたほうがよさそうです。 とても簡単なので余ったビールの活用法としてはアリだと思います。 豚バラブロックなどでも美味しくできそうです。
おすすめ度 ★★★☆☆
余ったビールの活用法③「おいしい漬物ができる」を検証
保存容器に細かくちぎったパンを敷き、ビール、塩を加えて混ぜれば「漬け床」の完成。そこに切った野菜を漬け込みます。
ぬか漬けのような酸味はなく、麹で漬けたような甘い香りがあり、べったら漬け風でもあります(パンの甘みが出たのかもしれません)。2日程度の浅漬けなので野菜もシャキシャキ。野菜を食べている!という実感があり、かなり気に入りました。
おすすめ度 ★★★★☆
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巷で言われている活用法をやってみましたが、いち押しは「天ぷらの衣に入れる」です。今回紹介したもの以外にも、「掃除に使う」「肥料につかう」「お風呂に入れる」「シャンプーに混ぜる」などの活用法もあるようなので、ビールを飲み残してしまうことがあったらやってみたいと思います。
※記事の情報は2019年10月10日時点のものです。
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