「ハイボールをおいしくつくるコツ」を酒飲みほぼ100人にアンケート!
この10年で全国の酒場に広まり、家飲みシーンでもすっかり定着したウイスキーハイボール。今回の「酒好きほぼ100人に聞くアンケート〈酒飲みのミカタ〉」はハイボールをさらにおいしくつくるコツをお聞きしました。
ハイボールのコツ第1位|ソーダをよく冷やす&強炭酸水を選ぶ
ソーダをよく冷やすには冷蔵庫に一晩は置いておきたいところ。冷蔵庫の扉を頻繁に開閉すると、庫内の温度が下がり切らないのでよく冷えません。もし、ソーダの冷えが足りないと感じたら、グラスに入れる氷の量を増やすとか、細かく砕いたクラッシュドアイスを使うなどひと工夫するといいです。ただし、ソーダを注いでからステアするのはNGです。ガスが抜けて爽快感が薄れてしまいます。
強炭酸のソーダは売場にいろいろ並んでいます。よくバーで使われているのは「ウィルキンソンタンサン」と「サントリーソーダ」。どちらもウイスキーメーカーの関連会社がつくるだけあって、泡の強さだけでなくキメの細かさや、ウイスキーやスピリッツを割ったときの相性がよく考えられています。
ハイボールのコツ第3位|ロックアイスを使う
丸氷やクラッシュドアイスを使って遊んでみるのもおすすめです。プロは丸氷を削り出してつくりますが、最近は丸氷用の製氷皿も売られています。丸氷は角がないのでゆっくり溶けると言われています。オンザロック用のオールドファッションドグラスで、濃い目のハイボールを楽しんでみてはいかがでしょうか。
ゴルフボールより一回り小さいくらいの丸氷も市販されています。これを大ぶりなワイングラスやブランデーグラスにいくつか入れて、ハイボールをつくります。味わいがマイルドになると言う人もいるので、一度お試しください。見た目も楽しいです。
ハイボールのコツ第4位|ウイスキーをたっぷり入れて濃くつくる
アンケートでは「ベースのウイスキーをシングルモルトにする」や「ウイスキーを12年以上熟成したものにする」が7位以降にあがりましたが、グレードの高いウイスキーを使うと香りや複雑な味わいがボディーを支えてくれるので、同じ濃さでも飲んだ満足感が違います。
「スモーキーなウイスキーをちょい足しする」も同じ意味合いで、スタンダードなウイスキーハイボールの香味にアクセントを加えてくれます。
ハイボールのコツ第5位|ウイスキーを冷凍庫で冷やす
ハイボールのコツ第6位|季節の柑橘(柚子、カボスなど)を搾る
レモンだけでなくライム、柚子、カボス、スダチ、シークワーサーなど、ご当地の柑橘類を使って、季節を味わうのも楽しいですね。
【調査概要】
調査時期:2020/3/19~3/27
調査方法:インターネットによる自記入式アンケート
サンプル数:109人(ウイスキーハイボールを飲む人)
※記事の情報は2020年4月7日時点のものです。
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