酒好きほぼ100人に聞く!「緊急事態宣言解除後、お酒の飲み方は変わった?」
新型コロナウイルスの流行により長く続いた緊急事態宣言中は、「飲みに行きたい」という声が多く聞かれましたが、解除された今、外飲みはどのくらい楽しまれているのでしょうか? そして、今年はどれくらいの方が忘年会に参加する予定なのでしょうか?
緊急事態宣言解除後外飲みした人はまだ45%
飲食店で飲んだ方の内訳を見ると、「1度だけ」が18%でもっとも多く、「2~3回」13%と続きますが、「4~5回(8%)」や「6回以上(6%)」と週に2~3回のペースで外飲みを楽しんだ方も14%にのぼります。
ちなみに同じ期間に旅行に行った方は24%、コロナ禍で会えなかった人と久しぶりに会った方は36%でした。
外飲み・旅行・再会を躊躇するが55%
積極的に飲みに出ている人は34%
ただ、彼らも、「自分自身はまったく躊躇はないが、相手によって考え方が違うので、(飲みに行くことを厭わないのか)確認する必要がある(男性:30代)」という声があるように、コロナ以前と同じように自由に飲みに出ているわけではないようです。
忘年会に「参加する」という人は4割強
寄せられたコメントから参加しない理由を探ると、コロナ禍が完全に終息していないことに加えて、「会社行事の色が強い忘年会や懇親会などへの参加は減り、本当に一緒に飲みたい人とのみ酒席を囲むことが多くなると思う。(男性:40代)」とコロナ禍に伴う働き方や暮らし方の変化が反映されていることが窺われます。
忘年会の会場選びは感染防止対策を重視
コロナ禍前より外飲みが「減る」が「増える」を大きく上回る
その一方で、「少し減る」は25%、さらに「減る」が17%と続き、両者を合わせると42%にのぼります。反対に「増える」は4%、「少し増える」は7%で飲みに出る頻度が高まるという予想は11%にとどまります。巣籠りで顕著になった、外飲みから家飲みにシフトする流れがまだ続きそうです。
コロナ禍で変化した暮らし方が根強く残る
●慣れた家飲みを続ける
・家飲みの気楽さに慣れてしまって、よほど目的や魅力がないと外飲みしなくなりそう。(女性:50代)
・終息しても家で楽しむ飲み方をすると思う。たまにオンラインで友だちと話しながら。(女性:50代)
・宅飲みが増えたので、このまま家で飲むようになりホームパーティーも増える。(男性:20代)
・在宅勤務が継続すると思うので、今のまま家飲み中心になる。(男性:40代)
●テイクアウト・お取り寄せ・ネットショッピングの利用を継続する
・コロナ禍で充実したテイクアウトやお取り寄せをこれからも利用すると思う。(女性:40代)
・あまり酒屋に行かずネット購入していたので、今後もネット購入を継続しそう。(男性:60代)
●外飲みの変化:深夜帯は減少、ひとり飲み増加、地元飲み増加
・飲み会の数は戻ると思うが、早く終わる。(50代:男性)
・とりあえず宴会は激減すると思う。これからは独り呑みの時代。カウンター席がズラッと並んでいる店がいい(50代:男性)
・コロナ禍以降自宅近くのお店に行くことが増えて、終息後も変わらないかなと思います。(女性:50代)
調査時期:2021年10月25日~10月28日
調査方法:インターネットアンケート
サンプル数:129人(お酒好きな人)
※記事の情報は2021年11月4日時点のものです。
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