酒好きほぼ100人に聞いた日本の「伝統的酒造り」の技術のユネスコの無形文化遺産登録の認知度
日本の「伝統的酒造り」の技術がユネスコの無形文化遺産に登録されたことで、国内外で市場が活性化するという見方について、酒好きほぼ100人に聞きました。
9割が日本の「伝統的酒造り」無形文化遺産登録を認知
和酒の消費増予想は過半数。しかし慎重意見も
回答は「日本酒と本格焼酎・泡盛の両方が増える」が47%にのぼり、「日本酒は増えるが本格焼酎・泡盛は増えない」の9%と併せると56%は和酒の消費が増えると見ています。ただ「本格焼酎・泡盛は増えるが日本酒は減る」という予想はゼロでした。また、「日本酒も本格焼酎・泡盛も変わらない」という答えは41%あり、「日本酒と本格焼酎・泡盛のどちらかが減る」「両方減る」が合わせて3%です。
●和酒の消費が増えると考える意見
1. PR効果
ユネスコの無形文化遺産に登録されることで知名度が上がり、消費が増える。
2. インバウンド消費
外国人観光客の増加により需要が高まる。
3. 新規関心層の増加
今まで関心を持たなかった人が関心を持つようになり一時的に消費が増える。
4.メーカーや販売店のプロモーション
このニュースに連動してプロモーション施策が打たれることで消費が増える。
5.海外での認知度向上
日本酒や本格焼酎が海外でも知られるようになり、海外での消費が増える。
●消費が変わらないと考える意見
1.ニュースのインパクト不足
ユネスコの無形文化遺産登録だけでは一般消費者への影響が限定的。
2.若者のアルコール離れ
少子化や若者のアルコール離れが進んでいるため、需要は増えない。
3.ライフスタイルの変化
外飲みも家飲みも減少するなどライフスタイルの変化により消費は増えない。
4.既存のプロモーションとの違いが少ない
これまでも同様のプロモーションが行われており、今回の登録による大きな変化は期待できない。
5.国内市場の限界
国内ではすでに需要が安定しており、大きな増加は見込めない。
伝統的な日本の酒造りを説明できないが2割
期間:2024年12月3日~8日
調査方法:ネットアンケート
有効回答数:128人(酒好きな人)
※記事の情報は2025年1月9日時点のものです。
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