2017.09.14
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酒好きのおいしいアウトクック  週末はBBQ

『さけ通信』は「元気に飲む! 愉快に遊ぶ酒マガジン」です。お酒が大好きなあなたに、酒のレパートリーを広げる遊び方、ホームパーティを盛りあげるひと工夫、出かけたくなる酒スポット、体にやさしいお酒との付き合い方などをお伝えしていきます。

発行するのは酒文化研究所(1991年創業)。ハッピーなお酒のあり方を発信し続ける、独立の民間の酒専門の研究所です。

秋の気配が漂い過ごしやすくなってきたこの頃、天気のいい日に家族や仲間とアウトクックパーティはいかがでしょう。お酒が進むおいしく楽しいバーベキューのコツをご紹介します。

最初の30分で燻製にチャレンジ

バーベキューで最初の難関は火おこしです。数本の炭を縦に組んで着火剤を使って火を移します。炭に火が移ったら横に広げて、必要なだけ炭を足します。

炭に火が点いても焼物を始めるまで30分ほど待ってください。炎があがっているうちは、せっかくの食材が、焼けるのではなく燃えてしまいます。ここで肉を焼けば、表は黒こげで中は生という最悪の事態。網焼きは、炎が落ち着いて、炭の表面をうっすらと白く灰が覆うようになってから焼き始めます。

その間は、ポテトサラダ、キュウリの浅漬け、ピクルス、乱切りキャベツの塩昆布もみなどのオードブルでつなぎます。そして、火が落ち着かなくとも始められお手軽燻製にチャレンジしてみましょう。どんなお酒にもよく合う燻製は、思っているよりも簡単にできます。

初めての方におすすめなのは手羽先の燻製です。鍋に燻製用にチップを入れて、高さをつくって網を置き、塩こしょうした手羽先を並べます。蓋をしてBBQコンロにのせて10~15分待つだけです。

煙で鍋を汚したくない時は、写真のようにアルミホイルでくるむとよい。

強火ゾーンと弱火ゾーン

さて、本格的に焼き始める前に、炭の量を加減してコンロに強火ゾーンと弱火ゾーンをつくります。素材に強火でサッと焼きたいものと、じっくり火を入れたいものがあるはずです。弱火ゾーンには金属性のバットを置いて、保温トレーにするのもお奨めです。

網をのせたらしばらく熱し、焦げつかないように油を塗ります。あとは準備した素材を食べる分だけ焼いていきます。一度にたくさん焼いてしまっては、いい焼き加減の熱々でいただけません。

そしてなんと言っても大切なのが下ごしらえです。野菜は切って、肉は下味をつけて、現場では焼くだけにしてスタートします。

バリエーションと便利グッズ

  • しいたけは頭を下に

しいたけは頭を下にして軽く塩をふる。ひだに水滴が滲んできたところで食べるのが絶品。

 

  • イカの塩辛とモヤシのホイル焼き

モヤシと一緒にイカの塩辛や鮭とばをホイルで包む。好みの野菜を一緒に入れてもグッド。バターを加えるとコクが増す。

  • ワンハンドトレー&キッチンばさみ

ワンハンドトレーは缶ビールがさらにすっぽり収まり、アウトドアではとにかく便利。

網の上で焼きながら肉や野菜を切れるキッチンばさみが活躍する。

  • 干物と燗酒が意外に人気

こまい、シシャモ、塩サバなどバーベキューでは干物系が意外と人気。

塩サバは燻製も美味、そのまま燻すだけの超簡単素材だ。

鳩徳利を調達すればワイルドな燗酒も楽しめる。アウトドアでの直火燗は、あっという間に超熱燗になりがち。そうなったら熱くて持てないプラコップではなく、脚のあるワイングラスがおすすめ。

  • ワインはバックインボックスとスクリューキャップ

どちらもコルク抜き要らずでお手軽。リーズナブルでおいしいワインが揃う。

※記事の情報は2017年9月14日時点のものです。

さけ通信編集長

山田聡昭(酒文化研究所*『さけ通信』編集長)

ビール、清酒、焼酎、ワイン、ウイスキー、スピリッツ、リキュール、もちろんチューハイと、お酒ならなんでも来い。国内47都道府県をすべて訪ね、海外では25カ国以上で、飲んだり、食べたり、酒蔵を訪ねたりした経験をもとに、家飲みをおもしろくする知恵を絞ります。1963年、埼玉県生まれ。男性・既婚

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