味付けはパスタソースにお任せ! お手軽アレンジおつまみ4品
パスタと和えるだけで味が決まるのが嬉しいレトルトパスタソース。実はこのソース、おつまみの味もピタッと決めてくれるんです。フードライターの白央篤司さんが「手軽に作れる」をキーワードに、3種類のレトルトソースでおつまみレシピ4品を教えてくれました。
パスタのレトルトソース、手頃なものが多くて、私もよくお世話になっています。あるときフト「これ、おつまみ作りに活用できないかな?」と思い立ちました。せっかくレトルトソースを使うのだから「手軽さ」もキーにしつつ、4品ほど考えてみますね。
ミートパスタソースアレンジ|ミート麻婆
まずはミートソースのレトルトから。トマトの酸味もしっかり味わえる『マ・マー』ブランドのソース、洋風の麻婆豆腐にしたらどうだろうと思いました。
材料
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※2人分
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木綿豆腐
1丁(300g程度)
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マ・マー「トマトの果肉たっぷりのミートソース」
1袋(260g)
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醤油
小さじ1/2
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ごま油
小さじ1
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黒こしょう
ひとふり
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(あれば)細ねぎ
少々
最初に豆腐を水切りしていきます。耐熱容器に入れて、ラップせず500Wレンジに2分30秒かければOK。
お皿も熱くなっているので取り出し注意ですよ! 粗熱が取れたら豆腐から出た水を捨てて、食べやすい大きさに切ってください。
フッ素加工のフライパンに豆腐とミートソースを入れ、強めの中火にします。沸いてきたら醤油を加えて、全体をやさしく混ぜましょう。2分ほど加熱してください。
お皿に盛って、ごま油と黒こしょうをふれば完成です。
あれば細ねぎを刻んで散らすといいですよ。醤油を入れることでミートソースと豆腐がグッと近づいて「つまみ味」になります。黒こしょうは欠かさないでほしい…これがあるとビールを呼ぶ味になるんだ。豆腐は木綿を使いましたが、お好みで絹ごしでも! 辛くしたい方はラー油を適量加えてください。
あさりコンソメパスタソースアレンジ①|洋風おでん
さてお次はボンゴレ的なレトルトソース。
同じく『マ・マー』シリーズから「香味野菜たっぷりのあさりコンソメ」のお世話になります。これ、大学生の頃好きでよーく食べてなあ。あさりときのことコンソメの濃厚な出汁感、洋風のおでんにしたらどうだろう…と思いました。
ちくわ、厚揚げ、さつま揚げと一緒に煮てみたら、いいつまみになりましたよ! うーん…なぜか芋焼酎のロックが飲みたくなる(笑)。あさりの身がちびちび飲みたいときのつまみに最高で、これは発見でした。
レシピ、というほどでもないのですが…。1袋に対してちくわ2本、厚揚げ半丁、さつま揚げ2~3枚を目安に。手軽を考えなければ、ゆでたまごや大根、じゃがいもなども合います。
あさりコンソメパスタソースアレンジ②|きのこの炒め煮
あと、そのパスタソースはきのこの炒め煮にも最適でしたね。ぶなしめじと舞茸、えのきをそれぞれ1/2パック程度を油小さじ1で炒め、しんなりしたら「香味野菜たっぷりのあさりコンソメ」を1袋入れて、4~5分煮れば完成。こちらはビールや白ワインのおつまみにどうぞ。
生風味たらこパスタソースアレンジ|子和え風
最後はたらこパスタソース。これは直球なんですが、北海道でよく食べられる「子和え」という料理があるんです。
たらことこんにゃくの炒り和えなんですが、それを作るのに便利だろうな、と。今回はしらたきでやってみましょう。
材料
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※作りやすい分量
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しらたき
1パック(180g程度)
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エスビー「生風味たらこ」ソース
1袋
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油
小さじ1/2
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(あれば)大葉
少々
しらたきは袋から出して、熱湯で1分ほど煮てから使ってください。こうすると独特のにおいが取れて、料理の味になじみやすくなります。
煮たらざるに上げて、水気を切っておきましょう。
フライパンに油をひいて中火にかけ、しらたきを1分30秒ぐらい炒っていきます。フライパンの底に水気があるの、見えますか? この水分をザッと飛ばして、ソースが薄くならないようにするわけです。
たらこパスタソースと和えたら、できあがり。付属の切り海苔をのせてもいいし、大葉もよく合いますよ。これ、さらに「つまみ味」にするなら醤油少々をふってもいいし、あるいは白ワインを飲まれるなら、オリーブオイル少々をたらすのもおすすめです。
さて、そろそろ飲み始めますか。
なんだかどんどん気温が上がってきてますね。暑くもなく寒くもない時期がちょっとでも長いといいのですが。季節の変わり目、みなさん飲みすぎと体調にくれぐれもお気を付けください。
ではまた、来月!
※記事の情報は2023年4月23日時点のものです。