濃厚なアボカドが主役のおつまみレシピ

【庄司いずみのベジつまみ㉘】“森のバター”とも呼ばれるリッチな味わいが魅力のアボカドには、不飽和脂肪酸やビタミン、ミネラルなどの栄養がたっぷり。冷えた白ワインやビールがすすむアボカドおつまみを3品ご紹介します。

ライター:庄司 いずみ庄司 いずみ
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森のバター「アボカド」には嬉しい栄養がたっぷり!

こんにちは! 野菜料理家の庄司いずみです。

この連載では野菜など、植物性素材だけでつくるベジつまみを紹介しています。

というと、「さっぱりヘルシー」なイメージかもしれませんが……。植物性の仲間にも濃厚な味わいのものはあります。

その代表選手がアボカドです。
アボカド
アボカドは野菜ではなく果物の仲間ですが、栄養的にもすぐれています。

豊富な不飽和脂肪酸が、血液をサラサラにくれますし、ビタミンEや各種ビタミン、ミネラルが多く、美肌にも効果大。

味わいもとてもリッチ。森のバターと呼ばれるほどで、「野菜のつまみじゃ物足りない」という人にこそ、おすすめの素材です。

生でスライス、わさび醤油をつけるだけでおいしい。もうひと手間かけるなら、こんなつまみはどうでしょう。

【アボカドおつまみ①】アボカドのサラダ詰め

アボカドのサラダ詰め
アボカドの種をくり抜き、サラダやマリネなどを詰めるだけ!

上の写真は角切りのトマトとみじん切りの玉ねぎを混ぜ、塩とレモン果汁、タバスコで味をつけたサルサソース風を詰めただけ。

それだけなのに見栄えは華やかだし、フレッシュなトマトと濃厚なアボカドが相性ピッタリ。

冷たいままでもいいですし、そのまま250度のオーブンで10分、あるいはオーブントースターで焦げ目がつくまで焼き、熱々のアボカドもおいしい。冷えた白ワインにも合うベジつまみです。

【アボカドおつまみ②】アボカドのゴマ衣フリット

アボカドのゴマ衣フリット
ビールに合わせたければフリットはどうでしょう。

食べやすく切ったアボカドに軽く塩をふり、フリットの衣をつけて揚げるだけ。

小麦粉を水で溶くだけでもいいのですが、あれば炭酸水、またはビールで溶くとサクッと仕上がります。

写真のフリットはその衣にゴマを混ぜて仕上げています。ゴマを入れると風味がいいし、アルコールの分解を助けるなど、体にもやさしい。抗酸化力もアップします。

【アボカドおつまみ③】アボカドのにんにく味噌フライ

アボカドのにんにく味噌フライ
これもビール、またはチューハイ、あるいは冷酒、つまり何にでもあうベジつまみ。アボカドのフライです。

味つけなしで揚げてソースをかけてもいいのですが、アボカドと味噌は相性がいいので、味噌フライにしましょう。

おろしにんにくを少々入れるとパンチが効いておいしいですよ。



●アボカドのにんにく味噌フライ(2人分)

材料

  • アボカド 小1個(くし形に切る)
  • ▼(A)   
  • ・みそ 大さじ1
  • ・おろしにんにく 小さじ1/4
  • ・ごま油 小さじ1
  • 小麦粉 適量
  • (B)小麦粉、水 各大さじ2
  • パン粉 適量
  • 油  適量
  • キャベツの千切りなど 適量

作り方

  • (A)を混ぜ、アボカドに馴染ませる。
  • ①に小麦粉、(B)を混ぜた小麦粉液、パン粉の順につける。
  • 熱した油で揚げる。

※記事の情報は2020年5月18日時点のものです。
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