〈油揚げおつまみレシピ〉安くて美味しく、調理も簡単!
【庄司いずみのベジつまみ㉝】さっと焼くだけで美味しい飲兵衛の大好物「油揚げ」。実はお肉の代わりとしてガッツリ料理にも使えるんです! ビールや酎ハイ、日本酒が進み過ぎて困る、油揚げを使ったおつまみレシピをご紹介します。
おつまみはパパっと簡単に作りたい!
どんなおつまみが好きかというと、人それぞれだと思います。
サクサクの天ぷらやフライドポテトなど、脂っ気があるものが好きな人。煮物やお浸しなど、いつものおかずをお酒にも合わせたい人。ディップやペーストなどで、野菜をもりもり食べたい人。やっぱり肉だという人も。
が、おつまみを作る立場から言わせてもらうと、最も重要なのは「カンタンで楽なこと」です。だっておつまみですから!
作る人だってお酒を飲んでる場合も多いのだから、手のかかるものは困ります。
また、じっくり火を通さないといけない料理も嫌ですね。おつまみが出てくるまでに時間がかかると興醒めです。
油揚げさえあれば、おつまみはできたも同然
揚げてあるので豆腐よりグッとボリュームがあるのもいい。一人一枚もあれば十分ですが、人数分買ったって大したことはありません。
そして、扱いが簡単。
すでに火が通っているから、あれこれ調理しなくても美味しいのが素晴らしい。
きつね焼きというと、油揚げの中に何かを詰めて焼く料理もありますが、油揚げを食べやすく切り、フライパンや焼き網でカリッと焼くだけでもいいおつまみになります。
お醤油をかけるだけでもいいのですが、ちょっと一手間かけるなら、刻みネギに醤油とごま油、酢などをまぶしただけのねぎ醤油をかければ、ビールにも日本酒にもぴったりです。
刻んだニラと味噌を混ぜただけの簡単ニラ味噌を、きつね焼きにのせただけ。熱燗にぴったりです。
油揚げを肉代わりに使うアイデアおつまみレシピ
野菜炒めに肉ではなくて油揚げを入れる。生姜焼きを肉ではなくて油揚げで作る。
肉とは違ってじっくり火を通す必要がないので、調理はあっという間。旨味もあって意外とイケますよ。
レバーなら火が通ってなければ大ごとですが、油揚げならさっと炒めるだけ。お酒飲みながらでも十分作れます。
●油揚げのニラレバ風(1人分)
材料
- 油揚げ 1枚(油抜きして2cm幅に切る)
- ▼(A)
- ・しょうゆ 小さじ1
- ・酒 大さじ1
- 片栗粉 小さじ1
- ごま油 適量
- ▼(B)
- ・しょうが 1/2片(みじん切り)
- ・にんにく 1/2片(みじん切り)
- ニラ 60g(ざく切り)
- ▼(C)
- ・酒 大さじ1
- ・しょうゆ 小さじ1
- ・みりん 小さじ1
作り方
- 油揚げと(A)をボウルに入れて5分味を馴染ませる。
- ①に片栗粉をはたきつけ、多めのごま油で炒めて皿にとる。
- ごま油を熱したフライパンに(B)を入れ、香りが立ったら②を戻して(C)を加え、ニラを混ぜ込んでからすぐ火を止める。
ピーマンやパプリカを合わせていますが、キャベツだけでも。パッと炒めるだけでボリューム満点。ビールや酎ハイのお供にどうぞ。
●油揚げの回鍋肉(2人分)
材料
- 油揚げ 1枚
- しょうゆ 小さじ1
- キャベツ 100g(ざく切り)
- ピーマン、赤パプリカ、黄パプリカ 各40g(乱切り)
- ▼(A)
- ・長ねぎ 30g(みじん切り)
- ・しょうが 10g(みじん切り)
- ごま油 小さじ2
- ▼(B)
- ・米みそ 大さじ1強
- ・酒、みりん 各小さじ2
- ・豆板醤 小さじ1
作り方
- 油揚げを油抜きして大きめの一口大に切り、しょうゆをまわしかけ、揉み込んで味を馴染ませる。
- ごま油を熱して(A)を炒め、香りがたったら野菜と油揚げを炒め合わせる。
- (B)で味をつけ、水分を飛ばして火を止める。
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