【ゴーヤのおつまみ】キリリとした苦味が最高! ちょっと大人のベジつまみ
この時期、たっぷり食べたい野菜のひとつ「ゴーヤ」。あの独特の苦みには、肝機能を高めたり、疲労回復を助けたりする成分が含まれているんです。そんなゴーヤの苦味をおいしく生かしたおつまみレシピを4品ご紹介します。
ゴーヤの苦味にはうれしい栄養がたっぷり!
この連載では、野菜で作るヘルシーで美味しいベジつまみを紹介していますが、今回のテーマはゴーヤです。
あの独特のキリリとした苦味のもとは「モモルデシン」という成分で、血圧や血糖値を下げたり、肝機能を高めたり、疲労回復にもいいのだとか。
さらに、ゴーヤにたっぷり含まれるビタミンCは加熱に強く、チャチャっと炒めたり、揚げた料理でもビタミンCが補給でき、おつまみにするとアルコールの分解を助けてくれます。
また、ゴーヤのわたと種は取り除く人も多いですが、意外やビタミンやミネラルも多く含まれるので、 薄切りで炒める料理などはそのまま使ってもいいのです。
そんなゴーヤですが、レパートリーはというと「チャンプルーしか思いつかない」という人も多そう。それはもったいない!
今回はゴーヤが主役のベジつまみを4品、ドドンとご紹介しましょう! キリリとした苦みを生かすと、お酒によく合い、驚きますよ。
ゴーヤのおつまみ①|ゴーヤのにんにくレモン炒め
いつもゴーヤチャンプルーばかりではなく、ゴーヤ単独で炒め、しっかり目に味をつければお酒の進むおつまみになります。
にんにくとレモンの風味でビールにも合うし、よく冷やせば白ワインにも合いますよ。
●ゴーヤのにんにくレモン炒め(2人分)
材料
- ゴーヤ 1/3本(薄切り)
- にんにく 15g(みじん切り)
- オリーブオイル 大さじ1
- 塩 小さじ1/4
- しょうゆ 小さじ1
- レモン果汁 小さじ2
作り方
- オリーブオイルとにんにくを中火にかけ、香りが立ったらゴーヤを炒め合わせる。
- ゴーヤがしんなりしてきたら塩、しょうゆ、レモン果汁で味をつける。
ゴーヤのおつまみ②|ゴーヤのごま味噌煮
ゴーヤといえば苦い野菜の代表ですが、ごま風味で煮ればほどよく和らぎ、ぱくぱくいける美味しさです。
これも熱々でも、しっかり冷やしても。日本酒や焼酎とどうぞ。
●ゴーヤのごま味噌煮(2人分)
材料
- ゴーヤ 1/3本(薄切り)
- しょうが 10g(みじん切り)
- ごま油 適量
- 水 大さじ3
- (A)みそ、酒、みりん、白すりごま 各大さじ1
作り方
- ごま油を熱してしょうがを炒め、香りが立ったらゴーヤを炒め合わせる。
- 水をさして水分がなくなるまでいりつけ、混ぜ合わせた(A)を加えて煮詰めて火を止める。
ゴーヤのおつまみ③|ゴーヤの豆腐つくね
つくねというと鶏肉で作るのが定番ですが、豆腐でさっぱり。甘めのタレがゴーヤの苦味に合うのです。
●ゴーヤの豆腐つくね(2人分)
材料
- ゴーヤ 1/2本(輪切りにして種とわたを取る)
- (A)
- ・木綿豆腐 100g(水切りする)
- ・長ネギ 15g(みじん切り)
- ・塩 小さじ1/4
- ・片栗粉 大さじ1と1/3
- (B)
- ・酒、みりん 各大さじ2
- ・しょうゆ 大さじ1
- 油 適量
作り方
- (A)をしっかり混ぜてたねにする。(B)を小鍋で軽く煮詰めてタレをつくる。
- 1をやや平べったい円形に丸め、2枚のゴーヤではさむ。
- 油を熱して②を両面焼く。
- ③に(B)のタレをつけてもう一度焼き、皿に盛り付け、残ったタレをかける。
ゴーヤのおつまみ④|ゴーヤのネギ味噌フライ
味噌とネギを合わせた即席ネギ味噌をつめてパン粉をつけ、からりと揚げるだけですが、ゴーヤの苦味とネギ味噌の風味が最高。ネギ味噌にはにんにくをたっぷり入れてもいいです。
ゴーヤしかない! という日にもぜひお試しくださいね。
●ゴーヤのネギ味噌フライ(2人分)
材料
- ゴーヤ 1/3本(1センチ幅の輪切りにし、種とわたを取る)
- 長ネギ 1本(みじん切り)
- 味噌 大さじ2
- 小麦粉 適量
- (A)小麦粉、水 各大さじ1と1/2
- パン粉 適量
- 揚げ油 適量
作り方
- 長ネギと味噌を混ぜ合わせ、ゴーヤの中に詰める。
- ①に小麦粉をはたき、混ぜ合わせた(A)をつけ、パン粉をしっかりつける。
- 熱した油で揚げる。
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