【さやいんげんのおつまみ】コリコリ食感を楽しむベジつまみ
「さやいんげん」を主役に、おつまみを作ってみませんか? 若いいんげんまめをさやごと食べるさやいんげんは、独特の食感と味付けを選ばないクセのない味わいが魅力です。思わず「ビールください!」と言いたくなるような、お酒にぴったりの3品のレシピをご紹介します。
栄養バランス優秀! 疲労回復にも効果的なさやいんげん
この連載では、野菜が主役のヘルシーでおいしいベジつまみをご紹介しています。
今回のテーマ野菜はさやいんげんです。
お好きな方もいらっしゃると思いますが、ソテーや胡麻和え、煮物の彩りに使うなど思い浮かぶ料理が限られていることが多く、レパートリーが広がりにくい野菜のひとつかもしれませんね。
また、疲労回復に効果的なアスパラギン酸も含み、疲れているときにもぜひおすすめしたい野菜のひとつです。
定番の食べ方も一捻りすればお酒にぴったりなおつまみに大変身! さやいんげんのベジつまみをあなたも作ってみませんか?
さやいんげんのおつまみ①|さやいんげんのサクサクガーリックパン粉炒め
ごま油やオリーブオイルなどでソテーして塩やしょうゆで味をつけるのが定番ですが、ここにちょっとひと工夫。パン粉をたっぷり使うと、ボリュームアップできる上、ビールなどにもぴったりです。
にんにくをたっぷり使うのもポイントで、さやいんげんを見直すおいしさですよ。
●さやいんげんのサクサクガーリックパン粉炒め(2人分)
材料
- さやいんげん(ヘタを落として下茹でする) 100g
- オリーブオイル 大さじ1
- にんにく(みじん切り) 10g
- パン粉 20g
- 塩 小さじ1/4
- チリパウダー 小さじ1/4
作り方
- フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れて火にかけ、にんにくがカリッとなったらパン粉、塩、チリパウダーを入れてかき混ぜながら加熱する。
- パン粉が色付いてきたらさやいんげんを混ぜ込み、火を止めて皿に盛る。
さやいんげんのおつまみ②|さやいんげんの紅生姜揚げ
シンプルな天ぷらもおいしいですが、衣に紅生姜を混ぜ込むとお酒によく合う一品になりますよ。
●さやいんげんの紅生姜揚げ(2人分)
材料
- さやいんげん(ヘタを落とす) 100g
- ▼(A)
- ・薄力粉 50ml
- ・紅生姜(みじん切り) 20g
- ・塩 ひとつまみ
- ・炭酸水 40ml
- 揚げ油 適量
作り方
- ボウルでAを混ぜて衣を作り、さやいんげんに絡める。
- 油を熱して1を揚げる。
さやいんげんのおつまみ③|さやいんげんの油揚げ巻き
煮汁を吸った甘じょっぱい油揚げがたまらないおいしさ! さっと煮て、さやいんげんの食感を生かしていますが、柔らかく煮えたさやいんげんが好きな方は、出汁や水を足して長めに煮込んでもおいしいですよ。
●さやいんげんの油揚げ巻き(2人分)
材料
- さやいんげん(ヘタを落とし、1分茹でる) 100g
- 油揚げ(熱湯をかけて油抜きする) 2〜3枚
- 油 適量
- ▼(A)
- ・酒、みりん、しょうゆ、水 各大さじ1・1/2
作り方
- 油揚げは端を包丁で切り落とし、一枚に開く。
- さやいんげん7~8本ずつまとめ、1の油揚げで巻く。
- フライパンに油を熱し、2を焼く。油揚げの切れ目を最初に焼きつけるのが、剥がれないコツ。つなぎ目がしっかり焼けたら、転がしながら全体を焼く。
- Aを3に注ぎ入れ、煮詰めたら火を止める。食べやすく切って盛り付ける。
さやいんげんの食感で満足感もあります。ぜひお試しくださいね。
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※記事の情報は2023年7月24日時点のものです。
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