【ピーマンのおつまみ】ほろ苦く、お酒によく合う。ピーマンのベジつまみ
唐辛子の仲間ながら辛みはなく、苦みがおいしい「ピーマン」。独特のほろ苦さをおつまみにいかせば、お酒にぴったりの1品が出来上がります。香辛料で風味よく、にんにく味噌でパンチを効かせてなど、3つのレシピをお届けします。
実は栄養満点! ピーマンでつくるベジつまみ
ピーマンといえば、子どもの苦手な野菜としてよく名前が挙がりますが、お酒をたしなむ大人のみなさまの大多数は、「食べられるけど好きでもない」という感じかもしれませんね。
ピーマンを使った料理はというと、手軽なものでは野菜炒めやサラダに少々入れる程度。主役級に使うとなると、チンジャオロースーかピーマン肉詰めくらい。この連載で紹介しているベジつまみは野菜だけでつくるレシピなので、ピーマンの出番はなさそうに感じるかもしれません。
が、そんなことはありません。ピーマンはおつまみでも活躍してくれる野菜です!
さらに抗酸化力を持つβカロテンやむくみを防止するカリウム、肌をすこやかに保つ効果が期待できるビタミンEを含むほか、香り成分ピラジンには血行促進作用もあるそうです。
お酒を飲むときこそ味方につけたい野菜、「ピーマン」を主役にしたおつまみレシピ。さっそくご紹介します!
ピーマンのおつまみ①|ごまとクミンの焼きピーマン
じっくり焼いてごまとクミンをからめただけの簡単レシピをご紹介します。簡単ですが、絶品です。よく焼いたピーマンの風味のよさに驚きます。
ピラジンなどの成分はわたとたねの部分に多いそうなので、丸ごと食べるレシピは栄養的にもおすすめです。
●ごまとクミンの焼きピーマン(2人分)
材料
- ピーマン 1袋(4~5個)
- ごま油 大さじ1
- ▼(A)
- ・白粒ごま 小さじ2
- ・黒粒ごま 小さじ2
- ・クミンシード 小さじ1
- ・にんにく(みじん切り) 10g
- しょうゆ 小さじ2
作り方
- ごま油をフライパンに熱し、ピーマンを焼く。時々転がしながら、焦げ目をつけてしっかり焼く。
- ピーマンに焼き色がついたら、Aを入れ、クミンが数粒はぜて、にんにくが香ったら皿にとり、しょうゆをまわしかける。
ピーマンのおつまみ②│ピーマンのにんにく味噌フライ
にんにく風味の味噌がお酒も食欲もそそります。おつまみとしてはもちろん、ごはんのおかずにもいいですよ。
●ピーマンのにんにく味噌フライ(2人分)
材料
- ピーマン(種をとり、縦4等分に切る) 3個
- ▼(A)
- ・味噌 大さじ1
- ・おろしにんにく 小さじ1/2
- ・酒 小さじ1
- 小麦粉 適量
- ▼(B)
- ・小麦粉、水 各大さじ2
- パン粉 適量
- 揚げ油 適量
作り方
- ピーマンに混ぜたAをまぶして味を5分馴染ませる。
- 小麦粉、混ぜたB、パン粉の順番に付け、熱した油で揚げる。
ピーマンのおつまみ③|ピーマンと大豆ミートのきんぴら
大豆ミートは肉よりも低脂肪。ダイエット中も安心なベジつまみです。
冷蔵庫で5日は持つので、たくさん作っておくとお弁当にも便利に使えますよ。
●ピーマンと大豆ミートのきんぴら(2人分)
材料
- ピーマン(種をとって細切り) 3個
- 大豆ミート(顆粒乾燥) 20g
- ごま油 大さじ1
- しょうが(みじん切り) 10g
- ▼(A)
- ・しょうゆ、みりん、酒 各大さじ1
作り方
- 大豆ミートは戻してしっかり洗い、絞っておく。
- ごま油を熱して大豆ミートとしょうがを炒める。
- Aを入れてしっかり炒め、水分が飛ぶまで炒り付ける。
- ピーマンを入れてさらに炒め、少しくたっとしてきたら火を止める。
▼庄司いずみ先生のレシピはこちらもチェック!
『作りおきヴィーガン』
著者:庄司いずみ
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※記事の情報は2023年9月25日時点のものです。
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