【カリフラワーのおつまみ】和洋中、なんでもいけます。カリフラワーのベジつまみ
クセのない味わいのカリフラワーを使ったおつまみは、ビールやワイン、チューハイに日本酒など色んなお酒にぴったりマッチ! シンプルな素揚げや、バジルとパセリをきかせたハーブパン粉焼きなど、家飲みレパートリーに加えたくなる絶品レシピ3品をご紹介します。
加熱時間を変えて。いろいろな食感が楽しめるカリフラワー
この連載では、野菜が主役のヘルシーでおいしいベジつまみをご紹介しています。
個人的なことですが、カリフラワーが好きなんです。
「ブロッコリーと似た野菜」と思っている方も多いでしょうが、実際のところブロッコリーもカリフラワーも同じアブラナ科に属し、いずれもケールから分化した野菜とされています。
ブロッコリーもカリフラワーも花蕾、つまりつぼみを食べる野菜だから、食べ方も似てはいますが、味わいは全く異なります。
生や、さっと加熱したブロッコリーはちょっとモサモサした食感ですが、カリフラワーはコリコリの食感。じっくり煮たり焼いたりすればほっこりホロリの食感に変わります。
味にクセもなく、和洋中何にでもいけるのもいいところです。
ですが、茹でてから比較してみると、ブロッコリーは100g中55mg、カリフラワーは100g中53mgとその差はわずか! つまり、カリフラワーのビタミンCは加熱に強いというわけで、煮炊きして楽しむ料理にはぴったりの野菜なのです。
さらに食物繊維でデトックスにもってこい。辛味成分のスルフォラファンは、抗ガン作用や抗酸化作用があると注目される成分です。ますますカリフラワーをたっぷり食べたくなりますね!
今回は、そんなカリフラワーのベジつまみ3種をご紹介しましょう。
カリフラワーのおつまみ①|カリフラワーの素揚げ
さっと揚げればコリコリの食感が楽しめますし、写真のようにきつね色になるまで揚げれば香ばしく、ビールにとっても合いますよ。
●カリフラワーの素揚げ(2人分)
材料
- カリフラワー 1/2株
- 揚げ油 適量
- 塩、黒胡椒 適量
作り方
- カリフラワーは一口大の小房に分けて洗い、しっかり水気を拭き取る。
- 揚げ油を熱し、カリフラワーを素揚げする。きつね色がつくまでしっかりと。
- 油から引き上げて皿に盛り、塩と黒胡椒をふりかける。
カリフラワーのおつまみ②|カリフラワーのハーブパン粉焼き
みそとハーブが香るカリフラワーのパン粉焼きをご紹介します。
●カリフラワーのハーブパン粉焼き(2人分)
材料
- カリフラワー(小房に分けて1分茹でる) 1/2株
- ▼(A)
- ・オリーブオイル 大さじ1
- ・味噌 小さじ2
- ・おろしにんにく 小さじ1/4
- ▼(B)
- ・パン粉 大さじ3
- ・オリーブオイル 大さじ1
- ・パセリ(みじん切り) 大さじ1
- ・ドライバジル 小さじ1/2
作り方
- カリフラワーとAを混ぜて耐熱容器に入れる。
- Bを混ぜて①にのせ、200度のオーブンで12分、こんがりするまで焼く。
カリフラワーのおつまみ③|カリフラワーのディップ
添える野菜は、お好みのものを用意してお楽しみください!
●カリフラワーのディップ(3~4人分)
材料
- カリフラワー 大1/2株
- にんにく 1片
- ▼(A)
- ・オーツミルク 100g
- ・塩麹 小さじ2
- ・ココナッツオイル 大さじ1
- ▼(添える野菜)
- ・にんじん(スティック状に切りさっと茹でる) 適量
- ・カリフラワー(小房に分けてさっと茹でる) 適量
- ・ブロッコリー(小房に分けてさっと茹でる) 適量
作り方
- カリフラワーをザクザク切る。にんにくはみじん切り。
- ①とAを鍋に入れて中火にかけ、煮立ったら弱火で水分が半分くらいになるまで煮る。
- ②をハンディミキサーでペースト状にする。
- 添える野菜とともに皿に盛り付け、ディップしながら食べる。
ぜひお試しくださいね。
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※記事の情報は2023年11月27日時点のものです。
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