花見のつまみは全部「もなか」に詰めちゃえ! アテもなかのご提案《イエノミ歳時記③》

桜の蕾がぷくぷくっとふくらんで、いよいよ春がやってきましたね。この週末あたりから花見の予定が入っているという方も多いのではないでしょうか。さて、前回のコンビニ花見弁当に続きお花見ネタです。家で詰めていく弁当とは真逆の、花見の場で仕上げるタイプのアテをご提案。

ライター:泡☆盛子泡☆盛子
メインビジュアル:花見のつまみは全部「もなか」に詰めちゃえ! アテもなかのご提案《イエノミ歳時記③》

使うのはコレ!

和菓子でおなじみ、「もなか」の皮
和菓子でおなじみ、「もなか」の皮でございます。

以前、皮と餡がセパレートになったもなかを買ったことがあり「この皮だけ売っているなら、中に詰めるのは餡以外のものでもいいのでは?」と思いついたのがはじまり。その時は一般的な大きさの皮にポテサラなどを詰めて楽しみました。

今回は、花見の席でぱくっとつまめる小さなサイズをネットでお取り寄せ。(ちなみに100枚入りで1500円強でした。「もなかの皮」などで検索するといろんなショップが出てきます)
直径3.5cmほど。皮自体には甘さはなくてサクッと香ばしい、いわば“和風クラッカー”。
直径3.5cmほど。皮自体には甘さはなくてサクッと香ばしい、いわば“和風クラッカー”。
皮とフィリングを別々に持参してその場で各自好きなものを好きなだけ詰めてもらうというスタイルはきっとインパクト大。皮を多めに持っていけば、ほかの人が持ち寄ったアテを詰めて新しい味が生まれるなんて楽しみ方もできますよ。

いざ、アテもなかの世界へ!

クリームチーズ+○○○

クリームチーズはアテもなかに欠かせない千両役者。室温に戻し全体を混ぜてふわっとさせておきます。小鉢などに小分けにして、さまざまな具や調味料と合わせてみましょう。
▲クリームチーズ+海苔わさび
▲クリームチーズ+海苔わさび
ちぎった焼き海苔、チューブのわさびをミックス。海苔は味付きではないものを使うと大人っぽい味になります。
 
▲クリームチーズ+明太子
▲クリームチーズ+明太子
薄皮をとった明太子を混ぜるだけ。シソの葉をあしらい、桜の花びら型に切った新生姜の漬物を添えました。
 
▲クリームチーズ+しば漬け
▲クリームチーズ+しば漬け
キュウリやナスを赤シソで漬けたしば漬けはハリハリっとした食感と酸味が特徴。細かく刻んでクリームチーズに混ぜておけば、うっすらさくら色に染まってきれいです。
 
▲クリームチーズ+生ハム+アボカドチップ
▲クリームチーズ+生ハム+アボカドチップ
生ハムは横半分にカットして端からふんわりと巻いていくとお花の形に。アボカド風味のチップスを添えることで塩気と食感のアクセントが加わります。
 
▲クリームチーズ+干し柿
▲クリームチーズ+干し柿
干し柿のねっとりとした甘味とクリームチーズの軽やかさがうまくマッチ。お好みで、干し柿を細かく刻んでチーズに混ぜ込んでも。
 
▲クリームチーズ+いちご
▲クリームチーズ+いちご
スパークリングワインや白ワインにも合ういちご。かわいらしいビジュアルで、かつアテになるというのが嬉しいところ。
 

こんなものも詰めちゃいました

▲つくね
▲つくね
市販のやきとり串をばらして使用。彩りと香りづけに木の芽を添えました。なければ粉山椒や七味唐辛子でも。
 
▲たこさんウインナー
▲たこさんウインナー
ミニミニサイズの赤ウインナーを見つけたのでどうしても使ってみたくて。うずら卵の目玉焼きと一緒に詰めて、マヨネーズをちらりと足しました(ウインナーが落ちないためにと、味のアクセント)。
 
▲スクランブルエッグとスモークタン
▲スクランブルエッグとスモークタン
卵にマヨネーズを加えて作ったマイルドなスクランブルエッグに、塩気のあるスモークタンを合わせました。タン以外を合わせる場合、ベーコンは冷めると脂が固まってしまうので脂気のないハムがおすすめ。
 
▲菜の花とマカロニサラダ
▲菜の花とマカロニサラダ
市販のマカロニサラダと菜の花のおひたしで春色に。ほろ苦い菜の花と、やわらかな味のサラダはいい組み合わせです。おひたしはしっかりと水気を絞ってからのせてください。


以上10種類のフィリングを試してみました。その中でこんなことに気づいたので、フィリング選びのご参考までに。

  • 焼いた肉など、食感が硬いものは合いにくい
  • サンドイッチの具になるものはたいてい合う
  • 香りや食感に特徴があるものを使うとアテ度がアップ
アテもなかセットを持参する際は、フィリングをお揃いのカップやタッパーに入れカゴなどに並べて提供するといいでしょう。
もなかの皮はしけやすいので密封できる容器や袋に入れて持って行き、食べる分だけ紙皿などに出すようにしてください。
こうやって持っていこう
それではみなさま、良い酔い花見を!


※記事の情報は2018年3月23日時点のものです。
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