花見のつまみは全部「もなか」に詰めちゃえ! アテもなかのご提案《イエノミ歳時記③》
桜の蕾がぷくぷくっとふくらんで、いよいよ春がやってきましたね。この週末あたりから花見の予定が入っているという方も多いのではないでしょうか。さて、前回のコンビニ花見弁当に続きお花見ネタです。家で詰めていく弁当とは真逆の、花見の場で仕上げるタイプのアテをご提案。
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使うのはコレ!

以前、皮と餡がセパレートになったもなかを買ったことがあり「この皮だけ売っているなら、中に詰めるのは餡以外のものでもいいのでは?」と思いついたのがはじまり。その時は一般的な大きさの皮にポテサラなどを詰めて楽しみました。
今回は、花見の席でぱくっとつまめる小さなサイズをネットでお取り寄せ。(ちなみに100枚入りで1500円強でした。「もなかの皮」などで検索するといろんなショップが出てきます)

いざ、アテもなかの世界へ!
クリームチーズ+○○○
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ちぎった焼き海苔、チューブのわさびをミックス。海苔は味付きではないものを使うと大人っぽい味になります。

薄皮をとった明太子を混ぜるだけ。シソの葉をあしらい、桜の花びら型に切った新生姜の漬物を添えました。

キュウリやナスを赤シソで漬けたしば漬けはハリハリっとした食感と酸味が特徴。細かく刻んでクリームチーズに混ぜておけば、うっすらさくら色に染まってきれいです。

生ハムは横半分にカットして端からふんわりと巻いていくとお花の形に。アボカド風味のチップスを添えることで塩気と食感のアクセントが加わります。
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干し柿のねっとりとした甘味とクリームチーズの軽やかさがうまくマッチ。お好みで、干し柿を細かく刻んでチーズに混ぜ込んでも。
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スパークリングワインや白ワインにも合ういちご。かわいらしいビジュアルで、かつアテになるというのが嬉しいところ。
こんなものも詰めちゃいました
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市販のやきとり串をばらして使用。彩りと香りづけに木の芽を添えました。なければ粉山椒や七味唐辛子でも。
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ミニミニサイズの赤ウインナーを見つけたのでどうしても使ってみたくて。うずら卵の目玉焼きと一緒に詰めて、マヨネーズをちらりと足しました(ウインナーが落ちないためにと、味のアクセント)。
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卵にマヨネーズを加えて作ったマイルドなスクランブルエッグに、塩気のあるスモークタンを合わせました。タン以外を合わせる場合、ベーコンは冷めると脂が固まってしまうので脂気のないハムがおすすめ。

市販のマカロニサラダと菜の花のおひたしで春色に。ほろ苦い菜の花と、やわらかな味のサラダはいい組み合わせです。おひたしはしっかりと水気を絞ってからのせてください。
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以上10種類のフィリングを試してみました。その中でこんなことに気づいたので、フィリング選びのご参考までに。
- 焼いた肉など、食感が硬いものは合いにくい
- サンドイッチの具になるものはたいてい合う
- 香りや食感に特徴があるものを使うとアテ度がアップ
もなかの皮はしけやすいので密封できる容器や袋に入れて持って行き、食べる分だけ紙皿などに出すようにしてください。
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※記事の情報は2018年3月23日時点のものです。
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