ズブロッカがきっかけ!?和歌山が詰まったクラフトジンを飲んでみた。
和歌山で生まれたユニークなクラフトジンをご紹介!
和歌山県産ボタニカルで造るクラフトジン
中野BCというと、個人的には梅酒の会社のイメージが大変強いのですが、その梅を筆頭にしそやみかんなど和歌山産の原料を使用した商品開発に力を入れています。この「槙-KOZUE-」で最も特徴的なボタニカルはコウヤマキ。コウヤマキの名前の由来は高野山真言宗の総本山で有名な高野山に多く生えていることから。で、なぜそのコウヤマキをボタニカルにしたかというと、とある営業社員がコウヤマキの葉をお酒に入れるとズブロッカのようにならないかと呟いたそうです。ズブロッカといえば桜餅のような香りが特徴的で個人的にはお花見シーズンになるとちょっと恋しくなるお酒ですが、その香りの由来であるバイソングラスに見た目的にはたしかに近いような気もしなくはないです。で、ためしに漬け込んでみたところ、ズブロッカではなくジンのような香りがしたそうです。調べたところ、コウヤマキの香気成分の主成分が「α-ピネン」という成分で、ジンに用いられるジュニパーベリーと同じ主成分であることが分かったそうで、これをきっかけにジンを造ろうということで、クラフトジン「槙-KOZUE-」の開発に至ったというわけです。ズブロッカ的なものを造ろうと思った、なかなか奇抜な発想ですよね。弊社にもこういう人います。
とまあ、ユニークな着眼点から開発されたこのクラフトジン、今年開催された「第8回リヨン・インターナショナルコンクール」のリキュール・スピリッツ部門にてゴールドメダルの快挙。味わいもお墨付きということで早速お楽しみの試飲タイムといこうと思います。
飲んでみた。
で、気になるお値段ですが、クラフトジンは少量生産のため大体が4,000円以上と、どうしてもお高くなってしまい手が出しづらいというのが現状ですが、こちらは箱なしなら700mlで2,700円と割とお手ごろ価格。家飲みでも楽しめるのが嬉しいところ。ぜひお試しください。
槙-KOZUE-【商品概要】
- 産地:和歌山県
- アルコール度数:47%
- 原材料:醸造アルコール、コウヤマキ(和歌山県産)、 ジュニパーベリー、 温州みかん皮(和歌山県産)、 レモン皮(和歌山県産)、山椒種(和歌山県産)
- 容器 / 容量:瓶/ 700ml
- 参考小売価格:箱付3,500円 / 箱なし2,700円(税別)
- 製造元:中野BC
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