みんなの人気者「レサワ」を割材別に飲み比べてみた《イエノミ ゆるゆる試飲会⑤》

ブームが続くレモンサワー、通称“レサワ”。家飲みで楽しむならどの割材を常備すべきか? 編集部で作って飲み比べてみました!

メインビジュアル:みんなの人気者「レサワ」を割材別に飲み比べてみた《イエノミ ゆるゆる試飲会⑤》
とどまるところを知らないレモンサワー人気。さっぱりしていて飲みやすい、料理との相性抜群、ビタミンCたっぷりで健康にも良さそう、インスタ映えするなど様々な理由から、酒離れが進む若者世代をも取り込んだ一大ブームとなっています。

そんなレモンサワーを自宅で手軽に美味しく楽しむのに欠かせないのが割材です。焼酎と一緒に割る定番タイプのほか、最近では炭酸水を注ぐだけでできる新タイプも登場していますが、その味の違いはいかに? 編集部で飲み比べてみました~。

<編集部員紹介>


好きなお酒:ギネスビール一択!


好きなお酒:日本酒(特に燗酒だといくらでもイケる)


好きなお酒:やっぱりビールがいちばん!


好きなお酒:アルコールが入っていればなんでもウェルカム


好きな酒:ワイン(好きが高じてソムリエの資格をとるほど)


今回飲み比べるのはこの4商品
・サントリースピリッツ|こだわり酒場のレモンサワーの素
・博水社|ハイサワー レモン
・ヤエス|レモンサワー
・ホッピービバレッジ|レモンサワー


<飲み比べ条件>
①焼酎で割って飲むタイプの場合、焼酎は「甲 亀甲宮 金宮25°」を使用
②炭酸で割って飲むタイプの場合、「強炭酸水」を使用
③1杯300mLとし、メーカーがおすすめする比率で正確に割る
④正確に味を比べるため、今回はあえて氷は入れずに飲む

サントリースピリッツ|こだわり酒場のレモンサワーの素

サントリースピリッツ|こだわり酒場のレモンサワーの素
容量:500mL
価格:637円
作り方:レモンサワーの素1に、炭酸3で割る
1杯(300mL)当たり=140.5円(炭酸代含む)

I:「こだわり酒場のレモンサワーの素」は、お酒自体にレモンの風味がついているタイプなんですね。
Y:なるほど~、これ自体に炭酸は入っていなんだ。
A:そうです。なので、炭酸水を別に用意する必要がありますね。今回は強炭酸水で割ってみましょう。
S:うん、美味しい。すいすい飲める。
E:美味しいからって、ゴクゴク飲んじゃうと酔っぱらいますよね。
Y: 原液そのもののアルコール度数が25%だから、1:3で割ったら6%ちょっとか。そう思うと、後からアルコールを感じるような。
I:やや人工的な味が舌に残るのも少し気になります。
E:炭酸の強さが自分で調整できるから、パンチのあるサワーを飲みたい人にはおすすめかも。

博水社|ハイサワー レモン

博水社|ハイサワー レモン
容量:360mL
価格:138円
作り方:サワー3に、焼酎1で割る
1杯(300mL)当たり=143.9円(焼酎代含む)

A:「ハイサワー」は、焼酎で割って飲むタイプです。割ってみると、さっきの「レモンサワーの素」とはまったく色が違って濁っています。
I:見た目はこちらのほうが果汁感ありますね。
E:飲むと炭酸はそんなに強くなく、味も意外とあっさり。ハイサワーってもっと甘い感じかと思っていました。
Y:そうだね。僕もハイサワーって、もっと甘いのかと思ってた。むしろレモンの皮とか草のような青みも感じるね。結構好きな味だな。
S:この青臭さが「ハイサワー」らしいところかも。
I:たしかにレモンサワーの素に比べて、リアルなレモンの香りや酸味はある気がします。ワインで風味付けしているところも面白い。
E:これ、原液だけで飲んでも美味しいですね! ノンアルデーにもいいかもしれません。

ヤエス|レモンサワー

ヤエス|レモンサワー
容量:300mL
価格:107円
作り方:サワー3に、焼酎1で割る
1杯(300mL)当たり=137.9円(焼酎代含む)

A:ヤエス「レモンサワー」も、焼酎で割る定番タイプです。これも果汁10%使っています。
E:あ、さっきの「ハイサワー」よりは少し甘いかな。
S:原液をそのまま飲むと、そんなに甘くはないんだけどね。不思議。
I:金宮焼酎で割ることで、甘さが立ってくるのかもしれません。
Y:博水社のハイサワーに比べて、ちょっとクリーミーというか口当たりがまろやかだね。
A:このまろやかな感じ、私はわりに好きです。
S:まろやかなのは良いんだけど、炭酸が弱めなのが気になる。ぼんやりしているというか。
E:たしかにタイプとしてはユルい系。ちょっとカクテルっぽい感じもあるので、女性には好まれるかも。

ホッピービバレッジ|レモンサワー

ホッピービバレッジ|レモンサワー
容量:1L
価格:214円
作り方:サワー3、焼酎1で割る
1杯(300mL)当たり=105.8円(焼酎代含む)

A:ホッピー「レモンサワー」も、焼酎で割って飲むタイプです。味はいかがでしょうか?
E:ちょっとフルーツ由来の苦味がありますね。
A:ほんとだ。甘さもあまりないです。
S:これも炭酸はちょっと弱めかな。
I:でもごはん食べながら飲むことを考えると、このくらいの炭酸のほうが飲みやすい気もしますね。
E:なるほど、たしかに~。
S:良い意味であまりとがってなくてスッキリしているから、僕はわりとこれ好きだな。
A:味の好みが分かれず大容量なので、みんなで集まって飲むときにも良さそうですね。

飲み比べてみて、分かったこと



今回飲み比べた中では、炭酸で割って飲む「こだわり酒場のレモンサワーの素」が、利便性の面で圧倒的に優れているという結論に達しました。これさえあれば、あとは炭酸水を用意するだけですぐに作れて、開栓後も炭酸が抜ける心配をすることなくキープできます。炭酸の強さが自分で選べるのも大きなポイントだと思いました。

一方昔ながらの焼酎で割るタイプはどれも味にそんなに大差はなく、リアルな果汁感が味わえるという点も共通していました。しかも原液のまま飲んでも美味しいので、お酒の気分ではないけれど何かさっぱりしたものが飲みたい、という時にも重宝しそうです。ただ、焼酎で割るので、どうしても原液に含まれる炭酸が弱まってしまうのが難点。強炭酸好きには少し物足りなく感じてしまうかもしれません。

今回4本の割材を飲み比べてみましたが、どんな焼酎や炭酸で割るかによっても味わいはまた変わってくると思います。皆様も色々な組み合わせを試しながら、自分好みのレモンサワーを作ってみてください。

※商品の価格は量販店での12月7日時点のものを参考にしております。
※記事の情報は2018年12月26日時点のものです
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