家飲みの味方すぎる「100円ローソン」ばんざい! 500円、700円、1000円と予算別で家飲みしてみたらこうなりました
店内のほとんどの商品が100円(税別)で売られている「100円ローソン」は、実はおつまみのラインナップが豊富で、お酒好きにこそじっくり覗いていただきたいスポットなのです。今回は、そのポテンシャルの高さに感動した家飲みライター・泡☆盛子さんが3パターンの100ロー家飲みを試していきます。
恥ずかしながら私め、これまで「100円ローソンは消耗品や缶詰を買うところ」としか認識しておらず、いつも除菌シートやいなばのタイカレーシリーズ(スーパーで買うより安い)など固定のものをパパッと買ってサッと帰るのがお決まりだったんです。
しかし、昨年末ネット上で話題になった38種類もの「100円ローソンのおせち」を見て、えっ、なんかすごい……と遅まきながら気づいた次第。そのタイミングで、信頼している酒飲みの師からも「100円ローソンはいいよ〜」と薦められ、改めて酒飲みの目で店内をパトロールしてみました。
そうしたら! もう! なんということでしょう!
これまで私が見落としていた「お宝」と書いて「酒のつまみ」と読むアイテムがざっくざくと出てくるではありませんか。素通りばかりだった惣菜コーナーや冷凍食品コーナーの前で思わず土下座しそうになりましたよね。これまでスルーしてしまっていてごめんなさいって。
惣菜やミニ弁当、ハムなどの加工食品、調理済みから野菜食材まで多彩な冷凍食品、乾きもの、そしてお酒まで100円で買えてしまうなんて、ここは天国!? 1時間くらい店内をうろうろして、あーでもないこーでもないとセレクトする私はきっとニヤニヤしていたに違いありません。
ひと通り流してみて、安いから好きなだけ買うのも一手だけどここはあえて予算別に家飲みをしてみようと思い立ちました。
限られた予算の中で見せつけておくれ、100円の力を! というわけで、「500円」、「700円」、「1000円」の3パターンで挑んだ100円ローソン家飲みをご覧くださいませませ〜。
【100円ローソン飲み】予算500円で鍋いっぱいのおでん
バットに並べてみたら、500円でこんなにたくさん買えるのかと衝撃でした。
用意した2人用サイズの土鍋には収まりきらず、2度に分けて調理することに。おでんだしも別売りされていましたが、今回は大根や玉子のパックに入っていた煮汁に適宜水とめんつゆを加えたもので煮込みました。
加熱済みのおでん種ばかりなので、あっという間に完成です!
お酒は家にあった焼酎の緑茶割りを合わせました。それにしても、家おでんのハードルがグッと下がったな〜。
【100円ローソン飲み】予算700円でちょいと小洒落たパンまつり
つまみはどうしようと売り場をくまなく巡り、陳列棚の端で別盛りになっていた大きなバゲットを発見。え、でっか! そしてちゃんと有名メーカー製。
値段がついていないけど(100円以外のものはわかりやすく表記されているのがほとんど)、念のため店員さんに聞いてみたら「はい、それも100円っす!」と明るいお返事。よっしゃ、これをメインに決めた。
あとはバゲットに合いそうなものを揃えまして、はい、700円パンまつりスタート!
バゲットは薄くスライスしてしっかりめにトースト、厚めに切ってちょい焼き、コロコロカットなどと食べ飽きないように食感を変えて使います。お手頃なだけに生地がとっても軽めで、逆にそれがつまみとしては使いやすかったです。
ラーメン1杯分くらいのお値段でこれだけ食べて飲めるなんて、現代社会に感謝せざるを得ませんな〜。しかも、このパンまつりに使ったバゲットは1/3本くらいだったので、このあと2日分の朝食や晩酌にも流用できました。
【100円ローソン飲み】予算1000円で好き放題食べて飲む!
以前、酒仲間たちと「コンビニで予算1080円ピクニック」をした時はかなり組み立てを考えたし、お酒が買えなくて切なかったな〜。
冷静になって考えてみたら、「この量、普通の人ならふたり分じゃない?」となりましたが後悔はしていません。1000円札1枚(と消費税)があれば、こんなに満ち足りた家飲みができるなんて、幸せでしかないっす。
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家飲みの機会が増えた今だからこそ、お金をかけすぎずに楽しむ方法を見つけたい。私に限らず、そう思っている方は多いのではないでしょうか。
そんな我らに希望を与えてくれる100円ローソンに惜しみない拍手を送りたい。そしてこれからも幾度となく「えっ、これも100円!?」と驚く人生を送りたいものです。
※記事の情報は2021年2月4日時点のものです。
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