酒好きほぼ100人に聞いた「新スーパードライ、気に入った?」
「アサヒスーパードライ」は30年以上にわたって、国内のビールトップブランドとして君臨する。3月にこの絶対王者が初めてフルリニューアルした。酒好きたちはどう受け止めたのかをレポートする。
今回の酒飲みほぼ100人に聞くアンケート「酒飲みのミカタ」は、「スーパードライのフルリニューアル」について聞いた。
アサヒスーパードライのリニューアルを66%が認知
ではまず、「アサヒスーパードライ」飲用経験から見てみると、「飲んだことがある」方が94%にのぼった。100%でもおかしくないと予想したが、銘柄を意識していないか、あえて飲まないアンチスーパードライ派かもしれない。
次に今回「アサヒスーパードライ」のフルリニューアルを知っているかどうかを聞いたところ、テレビコマーシャルが大量に入っていたにもかかわらず、知っていたのは66%に留まった。
新スーパードライ体験済みはまだ37%
新「アサヒスーパ―ドライ」が気に入った61%
そして、新「アサヒスーパードライ」の評価を尋ねると、「気に入った(とても気に入った+まあ気に入った)」が61%と過半数を占め、「気に入らなかった(気に入らなかった+あまり気に入らなかった)は18%に留まった。
「旧モデルに比べ、濃厚な味わいになった。ホップの華やかさをより感じる」(男性・30代)
「元々おいしいが、さらにおいしくなったと感じます」(男性・40代)
「よりこだわりを感じる文が追加されて、いいと思った」(女性・40代)
「最初の一口が劇的に変わったと思います(男性・30代)
「味は以前よりこうばしさを感じた。デザインはもっと変えたほうがよかったと思った」(男性・50代)
【「気に入らなかった」コメント】
「麦芽の味わいがしっかりたような気がした。ただホップの香りや麦芽の旨味などは相変わらず感じられず物足りなかった」(男性・50代)
「切れ味を追求するあまりボディがなくなって薄っぺらい味に感じた。新ジャンルのようだ」(男性・50代)
「アサヒスーパードライ」は身近なご褒美ビール
全般には「定番」「馴染み」「気軽に飲める」「汗をかいた後に飲む」「なんとなく選んでしまう」「飲食店ではこれ」という、身近なビールと位置付けているものが多く見られる。そのほか目立ったのは「ご褒美」で、特に40代・50代の女性から多くあげられた。ふだんは新ジャンルだが、頑張った時は自分にご褒美で「スーパードライ」ということだろう。
また、発売時の衝撃や独自路線の日本のビールというコメントも多数寄せられ、長く愛されているブランドであることが浮き彫りになった。
【代表的なコメント】
「初めて飲んだ時は衝撃的で、行く先々で『すごいビールが出た』と言って回り、店の生ビールはスーパードライに変わりました」(男性・50代)
「社会人デビューやバブル期の思い出のビール」(男性・50代)
「バリバリ働いていた頃を思い出すビール」(男性・60代)
「日本人による、日本人の好みに合った、世界中のビール好きに誇れるビール」(男性・40代)
調査期間:2022年4月5日~8日
サンプル数:100人(酒好きな人)
調査方法:WEBアンケート調査
※記事の情報は2022年4月21日時点のものです。
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