コク深い冬の味覚! 牡蠣が主役のアテ3品

うまみたっぷりの牡蠣は冬のご馳走。簡単に調理するだけで、家飲み好きの心をくすぐるおつまみに変身します。お酒好きのフードライター白央篤司さんが、ご自身も大好物だという牡蠣を主役に据えたおつまみを3品(+おまけにもう1品)教えてくれました。

ライター:白央篤司白央篤司
メインビジュアル:コク深い冬の味覚! 牡蠣が主役のアテ3品
今夜は牡蠣をつまみに一杯やりましょうや。私は牡蠣が大好物。牡蠣を使ったよくやるレシピ、いくつかご紹介します。

その前に【牡蠣の下ごしらえ】

牡蠣は塩少々をふり、軽く全体を混ぜ合わせ、流水でよく洗いましょう。 ひだの中もしっかり水で洗い流してください。

1品目|牡蠣の小鍋立て

牡蠣の小鍋立て
イエノミの小道具に小鍋、いいもんですよね。私もわざわざ買っちゃいました。旬の素材を煮ながら一杯やるのが、たまらない。

牡蠣と菜の花、かなりの相性良しなんですよ。

材料

  • 牡蠣 50g程度
  • 菜の花 30g
  • 出汁昆布 10㎝角
  • 300ml
  • 小さじ2
  • ゆず皮 少々(お好みで)

作り方

  • 土鍋に出汁昆布、水を入れて中火にかけ、湯気が立ったら弱火にして5分おく。
  • 食べやすい大きさに切った菜花を入れてフタをし、中火で3分煮る。
  • 牡蠣、酒を加えて2分煮る。ゆず皮をのせる。
まずはそのまま、牡蠣の塩気だけで味わってみてください。物足りなければ、ポン酢と一緒にどうぞ。

2品目|牡蠣の白菜巻き

牡蠣の白菜巻き
牡蠣と白菜をゆでて巻いて、大根おろしで食べる。それだけなんですが、妙にうれしいおいしさに。巻くというひと手間のおいしさです。

牡蠣がほんのりぬくいうちに、醤油かポン酢でどうぞ。好きな日本酒を用意しとくのお忘れなく。

材料

  • 牡蠣 3個
  • 白菜(緑色のやわらかいところ) 20g程度
  • 大根おろし、ポン酢 適量

作り方

  • お湯を沸かし、牡蠣を入れて2分ほどゆで、ざるにあげておく。続けて白菜もゆでる。
  • それぞれ粗熱がとれるまで待ち、白菜で牡蠣を巻く。

3品目|牡蠣のジョン

牡蠣のジョン
韓国料理から覚えたレシピ、牡蠣の時期には必ずやります。

牡蠣に小麦粉をつけて、卵液にくぐらせ、焼けばできあがり。味つけ要らずでかなりのおいしさ、卵と牡蠣って偉大だなあ。

材料

  • 牡蠣 3~4個
  • 1個
  • 小麦粉、サラダ油 各少々

作り方

  • 小麦粉を牡蠣全体に薄くつける。
  • 卵を容器に入れてしっかり溶いておく。
  • フライパンに油をひいて中火にかけ、牡蠣を溶き卵に入れてじゅうぶんにまとわせ、片面ずつ1分少々焼く。
牡蠣の塩気だけでじゅうぶんおいしいけど、酢醤油やレモン醤油をつけてもおいしいですよ。ビールか焼酎でいきたいところ。

おまけ|牡蠣のキムチ和え

牡蠣のキムチ和え
おまけでごく簡単なアテを。

白菜キムチを刻んでおいて、ゆでるか蒸すかした牡蠣と合わせ、仕上げにごま油少々を絡めてください。ごま油が肝心ですよ。

私はね、これを焼酎のお湯割りとやるのが好きなんだ…。
 
牡蠣小鍋
なんとなくだけど、牡蠣好きに悪い人はいない気がします。

さあ、料理も出そろったところで飲み直しますか。どうぞよい年末年始をお過ごしください。

※記事の情報は2020年12月27日時点の情報です。
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