ポテトサラダをひと手間でさらにおいしく。おつまみアレンジ4変化

ベースのポテトサラダは作り置きや市販品など、お好きなものでOK。混ぜて、のせて、詰めて、焼いて。フードライターの白央篤司さんが、ポテサラのおつまみレベルをグッと上げる、4つのアイデアを教えてくれました。

ライター:白央篤司白央篤司
メインビジュアル:ポテトサラダをひと手間でさらにおいしく。おつまみアレンジ4変化
月1回のおつまみ連載、お久しぶりの白央篤司です。

今回のテーマはポテトサラダ! そのままでおいしいものですが、ちょっとひと手間加えてアレンジつまみにするの、好きなんですよー。4アイディアほどまとめてお届けします。

まずはポテサラに「混ぜる」レシピから。

1品目|しらすクレソンポテサラ

ポテトサラダのおつまみアレンジ│しらすクレソンポテサラ

材料

  • ※1人前  
  • ポテトサラダ 100g程度
  • しらす(またはちりめんじゃこ) 大さじ3
  • クレソン 2本
  • 細ねぎ 2本
  • 黒こしょう 適量

作り方

  • クレソンと細ねぎは細かく刻む。
  • ボウルにポテサラ、しらす、①を入れてよく混ぜる。お皿に盛って黒こしょうを少々ふる。
クレソンと細ねぎの香味としらすのうま味がポテサラと合わさって、グッと大人っぽいアテに変わりますよ。白ワインや日本酒のつまみにぜひ。好みで構いませんが、すだちやかぼすなどをひとしぼりすると最高に合います。

写真では「へべす」という柑橘を添えています。種がほとんど無くてしぼりやすく、果汁も豊富で酸味はやわらか。使いやすいヤツなんですよ。置いてあるスーパーも増えてきたので、チェックしてみてください!

さて、お次はポテサラに「のせる」つまみです。

2品目|塩辛ポテサラ

ポテトサラダのおつまみアレンジ│塩辛ポテサラ

材料

  • ※1人前  
  • ポテトサラダ 100g
  • いかの塩辛 好みの量

作り方

  • ポテサラをレンジ可の容器に入れて500Wで30~40秒ほど加熱する。
  • 熱々になったところをうつわに盛り、塩辛をのせる。
ほくほくのじゃがいもにバターと塩辛をのせるつまみがあるじゃないですか。あれがうまいんだからポテサラも合うだろうなと思ってやってみたら、いいアテになりました……! 日本酒のお供にどうぞ。

そうそう、あったかいきゅうりが苦手な人は取り除いてからチンしてください。私は悪くないと思うんですけどね。

さあ、次は洋風に、それもイタリア的に(?)使いますよ。

3品目|餃子の皮でミニポテピザ

ポテトサラダのおつまみアレンジ│餃子の皮でミニポテピザ

材料

  • ※1人前  
  • ポテトサラダ 大さじ2程度
  • 餃子の皮 1枚
  • ピザソース 適量

作り方

  • 餃子の皮にポテサラをのせて平たくならし、ピザソースをぬる。
  • オーブントースターに4~5分かけて、皮のふちが軽くこんがりするぐらいまで焼く。
餃子の皮、こんなふうに使っても楽しくおいしい。小さいのにわりと食べごたえのあるつまみが完成しますよ。よく冷えたビールと一緒にお楽しみください。

先のしらすポテサラで余ったクレソンを仕上げにのせるのもおすすめ。ピザソースがなければケチャップでも構いません。ちなみに餃子の皮は5枚ぐらいずつまとめてラップして、冷凍保存もできますよ。

さあ、最後は私のイチオシ、ポテサラを「詰める」おつまみです。

4品目|ポテサラいなり焼き

ポテトサラダのおつまみアレンジ│ポテサラいなり焼き

材料

  • ※1人前  
  • ポテトサラダ 70g
  • 油揚げ 1/2枚
  • ※油揚げはべとべとした感じが強ければ、熱湯をかけて油抜きしてから使ってください。  
  • 植物油 小さじ1/2

作り方

  • 油揚げは開いて中にポテサラを詰める。
  • フライパンに油をひいて弱めの中火にかけ、①を片面2分ずつ焼き、火を止めて2分おく。熱さに気をつけつつ、まな板に移し半分に切って盛る。
油揚げに詰めて焼くだけなんですが、意外なほどの相乗効果が生まれておいしい一皿が誕生しますよ。まずはそのまま食べてみてください。お好みで醤油、あるいはソースなどをちょっとつけても。これはビールか、以前に紹介した焼酎ソーダと一緒に楽しんでほしいなあ。

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この記事が出る頃にはちょっと秋めいているといいのですが。今年の猛夏はしつこかったですねえ…と、過去形で語れていますように。

夏疲れが出やすい時期ですね。皆様イエノミを楽しみつつ、どうかご自愛ください。

それではまた来月!

※記事の情報は2023年9月26日時点のものです。
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