シンプルに味わう、ズッキーニが主役のアテ3品

クセが少ないズッキーニは、味付けや調理法を選ばない懐の深い優秀野菜。切り方を変えることで、食感の違いも楽しめます。みずみずしいおいしさを丸ごと味わえるズッキーニのおつまみレシピ3品を、お酒好きのフードライター白央篤司さんが教えてくれました。

2023.06.27

メインビジュアル：シンプルに味わう、ズッキーニが主役のアテ3品

今夜はズッキーニで一杯いかが？

ズッキーニ

夏においしい野菜のひとつ、ズッキーニ。

太くて立派なのがどんどん安くなってきてます。クセがなくて使いやすいのもうれしいですね。今回はズッキーニを使ったつまみ3レシピをご紹介します。

おつまみレシピ1品目｜ズッキーニのこんがりシンプル焼き

ズッキーニのこんがりシンプル焼き

私の一番好きな食べ方がこちら。

ただ焼くだけのシンプルな料理ですが、ズッキーニのおいしさを楽しむならこれがベストじゃないかと思っています。切り幅を指定してますが、厚めの輪切りでやるのがポイント。ズッキーニのみずみずしさが楽しめますよ。

材料

※1～2人分　　
ズッキーニ 1/2本（150g程度）
植物油小さじ1
塩こしょう少々

作り方

ズッキーニは1.3㎜幅の輪切りにする。
フライパンに油をひいて中火にかけ、ズッキーニを入れて両面2分ずつ焼く。※2分で返してみて、こんがりしてなければさらに30秒焼いてください。
塩こしょうする。

熱いうちにどうぞ。応用編として、オリーブ油でソテーして粉チーズをふってもいいし、にんにくやアンチョビでソテーしてもおいしいですが、やっぱり私はこのシンプル焼きに戻ってきてしまいます。

おつまみレシピ2品目｜ズッキーニのゆかりバターソテー

ズッキーニのゆかりバターソテー

紫蘇のふりかけ「ゆかり」とバターでズッキーニを炒めます。ちょっと意外な組み合わせですが、お酒のアテにぴったりな味わいになりますよ。ズッキーニのクセのなさがバターのコクと紫蘇の香りを素直に受け止めてくれます。

材料

※1～2人分　　
ズッキーニ 1/2本（150g程度）
バターひとかけ（8g程度）
ゆかり小さじ1・1/2
塩ひとつまみ

作り方

ズッキーニは1㎝幅の輪切りにして、さらにそれぞれを縦3等分に切る。
フライパンにバターを加えて中火にかけ、溶けたら①を入れて１分炒める。
塩、ゆかりを加えて全体を混ぜる。

おつまみレシピ3品目｜ズッキーニとかにかまのレモン醤油和え

ズッキーニとかにかまのレモン醤油和え

ズッキーニは生でも食べられる野菜。細めに切って軽く塩をし、かにかまと和えると、きゅうりとはまた違った食感の和えものになります。さっぱりとレモン醤油で味つけしましょう。

材料

※1～2人分　　
ズッキーニ 100g
かに風味かまぼこ 60g
レモン汁大さじ1・1/2
醤油小さじ1
塩ひとつまみ

作り方

ズッキーニはななめにスライスし、さらにそれを細切りにする。
ボウルに①を入れて塩をふり、軽く揉む。ラップして冷蔵庫に10分置く。
②にほぐしたカニカマを加え、レモン汁、醤油を加えて全体を和える。

しかしどんどん暑くなってきましたねえ。

冷たいお酒がおいしくもなりますが、脱水にはくれぐれもご注意を！私もこまめに水分補給しつつ、イエノミを楽しんでおります。

ではでは、また来月。

※記事の情報は2023年6月27日時点のものです。