いま”メキシコ飲み”が熱い! 本場のシェフが教えてくれたメキシコのレシピ【第4回:ワカモレ】
いま静かなブームになっているメキシコ料理。自宅でメキシコのレシピを再現して、楽しいラテン系家飲みをやってみませんか? このコーナーではメキシコ大使公邸のシェフ、ビクトル・バスケスさんにメキシコ料理を教わります。5回連載の第4回目!
ワカモレで「きざむメキシコ料理」の真骨頂を堪能する
ワカモレ知ってます! アボカドのディップみたいなのです。我が家でも作ってみたことがあります! とはいえ本式のやり方はこの機会にぜひ知りたいです。ちなみにワカモレ(guacamole)は、ワカモーレとかグワカモーレと書くこともあります。アクセントは「モ」にあって、イノシシと同じ3文字目。ワカモレです。
フォークでアボカドをつぶします。フォークの代わりに小さいマッシャーでやると比較的ラクでいいと思います。アボカドは粗くつぶれたところでストップ。ビクトルさんはペースト状にまではしませんでした。
ビクトルさんのワカモレは、新鮮なアボカドに、トマトとたまねぎの食感と味が絶妙なバランスで調和していました。ライムが全体を引き締め、青唐辛子とコリアンダーがピリッとアクセントを加えています。実にフレッシュでおいしい、食べていて気持ち良くなるワカモレでした。コロナビールと一緒に、毎日でも食べたいと思いました。いままで何も考えず自己流でアボカドをつぶしてたまねぎと混ぜてたけど、もったいなかったなあ・・・と悔やまれます。みなさんもぜひ、本場のワカモレを体験してみてください。
「え? アボカドはさっき、そのへんのスーパーで買ってきた」
そんなあ・・・こんなに見事な食べごろのアボカドはどうしたら見つかるのでしょうか。
「アボカドのへたをとったところが緑色ならまだ早い。黒くなってるとそれは熟れすぎ。黄色がちょうどいいんだ」
これはいいことを聞きました。さっそく家にあったアボカドのへたを取って見てみたら(ヘタはすでに取れてるのもありました)、まだキレイな緑色でした。もう少し待ってから食べることにします!
材料
材料
- アボカド 2個
- トマト(中)(皮部分のみ使う) 2〜3個
- たまねぎ(中) 1/2個 (大)なら1/4個
- 青唐辛子 1本
- ライム(またはレモン) 1個
- コリアンダー(パクチー) 少々
- 塩 適量
作り方
作り方
- たまねぎはみじん切り、青唐辛子は薄い輪切りにする。
- トマトの種の部分を取り、皮の付近厚さ3ミリ程度を、4〜5ミリ角の正方形に切る。
- コリアンダー少々もみじん切りにしておく。
- アボカドを2つに切って種を取り、皮をむく。または皮からすくい取る。ボウルに入れて塩をふり、ライムを搾りかける。フォーク、またはマッシャーなどでつぶす。
- 4に1と2を加えザックリと混ぜる。アボカドの種をそのままボウルに入れる。
- みじん切りにしたコリアンダーを加える。塩加減をみて必要なら塩を足す。
作り方
- コロナビールの瓶に、くし切りにしたライムを挿す。
- ライムを搾りいれながら、ビンから直接飲む。
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