いま”メキシコ飲み”が熱い! 本場のシェフが教えてくれたメキシコのレシピ【第2回:蛸のメキシカンマリネ】
いま静かなブームになっているメキシコ料理。自宅でメキシコのレシピを再現して、楽しいラテン系家飲みをやってみませんか? このコーナーではメキシコ大使公邸のシェフ、ビクトル・バスケスさんにメキシコ料理を教わります。5回連載の第2回目!
さわやかで味わい深い絶品シーフード
「魚、えび、カニ、蛸、貝。シーフードはなんでもよく食べます。生ガキも食べるよ」
そうなんですか。あらためて地図を見るとメキシコは太平洋とメキシコ湾、それにカリブ海に囲まれた海洋国家ですね。メキシコの味はシーフードともよく合いそうで、今回も楽しみです。
「は?あー・・・今は使わないけど、別の何かに使える。煮込み料理とかに」
とビクトルさんは言いますが、トマトの皮を正確にていねいに、一辺4mmの正方形に切りそろえていく様子は、明らかに皮のほうに愛情を注いでいる感じでした。西洋料理だと湯むきして捨ててしまうトマトの皮。前回の牛肉に続いて、メキシコ料理の奥義を垣間見た気がします。このへんの繊細なワザは動画でぜひお確かめください。
材料(4人分)
材料
- 蛸(茹で蛸) 250g
- たまねぎ 大1/2個
- 青唐辛子 2〜3本
- ライムまたはレモン 2個
- コリアンダー(パクチー) 50g(1/2束)
- トマト 中ぐらいのもの3個
- アボカド 1/2個
- オリーブオイル 大さじ2
- 塩 適量
作り方
作り方
- 蛸を厚さ2〜3ミリ程度の輪切りにして皿またはバットに並べる。
- 蛸にオリーブオイルをまぶす。
- たまねぎ1/2個をみじん切り、青唐辛子は薄い輪切りにする。
- トマト2個の種の部分を取り、皮の付近厚さ3mm程度を5mm角の正方形に切る。
- 刻んだたまねぎの半量、青唐辛子、トマトを、蛸と混ぜあわせる、ライムまたはレモン1個を絞りかける。塩を適量振って全体を軽く混ぜ、冷蔵庫で2時間寝かせる。
- 小さな器に残りのたまねぎを入れてライムまたはレモン1個を搾りかける。塩を振りこれも冷蔵庫へ。
- 2時間寝かせたら、5に6を混ぜ、コリアンダー(パクチー)一束をみじん切りにして加える。
- 塩で味を整える。皮をむき種をとったアボカドを薄切りにして飾る。仕上げにオリーブオイルをかける。
- 1現在のページ