余った野菜はマリネで保存。つまみの幅が広がります〈庄司いずみのベジつまみ⑧〉
ヘトヘトに疲れて帰宅しても、冷蔵庫にマリネがあると即飲める! そのまま食べても良いし、焼いたり揚げたりひと手間かければ、手の込んだおつまみに見えるのでおすすめです。
半端野菜は、とりあえずマリネに
こちらは基本。オイルを使ったにんじんのマリネです。
ブロッコリーが半分残った、なんてときも、マリネにするといいですね。
オイリーなものは苦手……、という人なら、ノンオイルのマリネで。
オイル入りでも、ノンオイルでも。この調子で玉ねぎ、かぶ、カリフラワーなど、残った野菜は何でもマリネにしてしまいましょう。生で食べられる野菜は生のまま。火を通したいものは固めに茹でたり焼いたりして、マリネ液に浸せばいいのだから簡単です。 保存はいずれも冷蔵庫で1週間。清潔な容器に入れること。取り出すときは清潔な菜箸で、など扱いには気をつけましょう。
ひと手間かけて、“手の込んだ風”おつまみに
ひと手間かければ、手の込んだつまみに見えますよ。
マリネがあればサラダも簡単です。
ちょっとボリュームのあるつまみがほしいというとき、おすすすめなのがフリットです。
ここではにんじん、ブロッコリー、れんこんのマリネを使った、ピリリ胡椒のきいたフリットを紹介しましょう。
●色々マリネのペッパーフリット(2人分)
材料
- にんじん、ブロッコリー、れんこんのマリネ 各2~3個ずつ
- 米粉 適量
- ▼(A)
- ・米粉 大さじ4
- ・炭酸水 大さじ4
- ・粗挽き黒胡椒 小さじ1/3
- 揚げ油 適量
- クレソン、パセリなど 適量
作り方
- マリネは軽く水気をおとし、米粉を薄くまぶす。
- 混ぜた(A)の衣をつけ、熱した油で揚げる。
- クレソンなどを添えて盛りつける。
マリネはいいですよ! お酢で漬けると保存が利く上、疲労回復にもききそう。ヘトヘトに疲れて帰宅、ビールが飲みたい! なんていう時にマリネがあれば!
紹介したアレンジ法のほか、細かく刻んでごはんに混ぜて、即席混ぜ寿司。いつものカレーにマリネをのせたり、具材にしても。酸味がなぜかカレーのルーとも合うのです。キャベツや玉ねぎなど、フレッシュな野菜と炒めて酸味のきいた野菜炒めに。
余った野菜をマリネにし、ちょっと手をかけベジつまみ七変化。本当に便利なので、よかったらお試しくださいね。
※記事の情報は2019年6月24日時点のものです。
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